Akashi

23歳で結婚し、SM女王様、レズ風俗セラピストを経験し、現在40歳。過去の女性や男性と…

Akashi

23歳で結婚し、SM女王様、レズ風俗セラピストを経験し、現在40歳。過去の女性や男性との出会いを振り返りながら、人生についてヒトについて考える。

最近の記事

勇敢な大学生はニーハイフェチ

新宿駅の小田急線西口の改札に向かって歩いていると、突然横から小柄な大学生らしき風貌の男性が現れた。 「すみません、お姉さんの履いてる靴下くれませんか?」と叩き込むように言われた私は唖然とした。女王様になっている最中は、そういう事を仄めかす子もいたけれど、日常の中では経験がなかった。 「えっ、どういう事ですか?」ときくと、「僕、女性の靴下が好きで、、特にニーハイソックスが。お金は払うので譲ってもらえませんか?」 「なんて、純粋な人だろう。自分の欲望を素直に伝えられるなんて

    • M男とAI

      twitterのイーロンマスクが、チップを人間の脳に埋め込み、コンピュータと脳を繋げる実験を今年中に行うと提言している。 人間の脳とコンピュータが繋がるとどうなるか、SMの観点から考えてみた。 結果、生きづらくなる。 街ゆく女性のブーツ姿を見て、ブーツ好き、匂い好きのM男たちは、自身の中で完結している妄想を知られてしまう。「あの人の足の匂いを嗅ぎたい」「あのブーツを舐めたい、踏まれたい」 長身女性を見て、「ボコボコにされたい」「あの大きなお尻を顔に埋めたい」 M男は

      • 不倫相手はAV監督

        3年くらい関係が続いていた。彼は仕事柄なのか、SEXで女性を気持ち良くさせるのが上手だった。それは、テクニックがあるとか巨根とかそういう問題じゃなく、相手に対する気遣いや思いやり。彼と出会って、SEXについて考えが変わったと思う。

        • 月に1度、呼吸管理をされにくる男

          いつも4時間コースで、ベッドの上と浴槽の中で呼吸管理をしていた。背は160ないくらい。爽やかでとても優しく柔らかい雰囲気を纏っていた。 初対面の時は、A4サイズの用紙にストーリーを書いて一緒に読み合わせ。「プロレス技をかけたり、顔の上に乗ったりしてほしいんです。とにかく苦しくなりたい。宜しくお願いします。」と、とても丁寧に自身の性癖や希望を伝えてくれた。真摯に自分の性癖と向き合き、彼の欲望に寄り添える悦び。 湯船の中に彼を埋めて時間を測る。「1,2,3,,,」どのくらい、

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          私を通り過ぎていった女たち

          今日はフェミニンな雰囲気で、今日はボイな服装で。その日に会う女性の好みを想像して、私はいつもデートの衣装を決める。 そして、貴女が私に何を求めているのか、何を言えばどんな行動を取れば満足してもらえるのか、感覚を研ぎ澄ませている。 「はじめまして。倉本しおんです。今日は、ありがとうございます。じゃぁ、行きましょうか。」軽く挨拶を済ませ、手を繋ぎ歩き始める。レストラン、カフェ、公園、ホテル、、。その日のコースによって行き先もそれぞれ。 twitterでやり取りをして、どんな

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          40歳を過ぎて感じる「好き」の必要性

          若い頃は、つきあう=好き、だと思っていた。当たり前のように「好き」という言葉を発していたし、言ってほしかった。 35歳の時につきあっていた彼は私からの告白でつきあい始めた人だった。私は、彼に好きになってほしくて好きという言葉を聞きたくて2,3回に1回は「私の事好き?」って聞いていたと思う。今思うと、そんなすぐに人の気持ちは変わらないのにな、と思うんだけど、当時の私は「好き」という言葉で安心したかったのだ。彼とは1年おつきあいをしたけど、好きという言葉は1度もなかった。でも、

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          誰でもいいわけじゃないけど、男といたい

          今週末は、マッチングアプリで知り合った4歳年下の男性と1ヶ月ぶり3度目のデートの予定だった。爽やかなイケメンで筋肉質な大きな身体にも惹かれていて、久しぶりに会うのを楽しみにしていたんだけど、体調不良でデートは延期。 なら、元彼と会うか。SEXもしたいし、仕事の話もしたいし。 なんて、軽く考えて、元彼んちに泊まりに行く事にしたんだけど。ふと、考えた。何の感情もなく、この人がだめだからこの人。みたいに、会う人を決めてるんだよな、いつも。40歳でそれってどうなんだろう。って5秒

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          保育士、時々、SM女王様

          平日は保育士、土日はSMクラブで女王様をしていた1年。 女王様を始める前は、全く異なる仕事だと思っていたし、その異なる仕事を好んでやっている自分に疑問というか統合していない感じがしていた。けど、始めてみたら、似てる。。保育士も女王様も「躾」をする事は共通。対象が子どもか大人か、自立に向けた支援か性癖を満たしてあげる教育か、、。 人は様々な顔を持ってるけど、それを隠しながら生きていくのがとても楽しかった。

          保育士、時々、SM女王様

          レズ風俗セラピストになった理由

          2年前におつきあいしていた方(男性)と別れ、何となく、男に疲れた、寂しい、と検索かけたらあるレズ風俗店のHPがヒットした。 女の子とデートができる、イチャイチャできる。そして、それだけでお金がもらえる、という軽く浅い理由からレズ風俗セラピストに応募したのを覚えている。私自身が寂しかったのかもしれない。女の子に癒されたいと思っていたのかもしれない。 店長との面接は20分くらいだった。応募理由、女の子との経験、自分のジェンダーなど話してその場で採用。 それから、何人もの女の

          レズ風俗セラピストになった理由