見出し画像

【ニュースに想う】親が非大卒の学生に奨学金 学歴の固定化に一石

「親が非大卒の学生に奨学金 学歴の固定化に一石」という記事。以下に一部を引用した。大学進学率が53%ということは頭では分かっていたけれども、改めて考えると、2人に1人なのか……と実感との差に戸惑いを覚えた。

日本でもこうした動きが出てきた背景には、学歴の固定化があります。19年の大学進学率は53%で過去最高を更新しましたが、文部科学省の推計では40年でも57%までしか伸びません。さらに、およそ7割の人が同じ学歴の相手と結婚します。学歴社会に詳しい大阪大学の吉川徹教授は「大卒同士の夫婦は子どもを大学にいかせたいという希望が非大卒の家庭より強いため、大卒の子は大卒という学歴の再生産が起きている」と話します。

私の父親は大卒ではあるが、母親は高卒。私の母親が大学生の年齢ぐらいのとき(1980年代)は、男女合わせても大学進学率は30%に満たないぐらいだから、マジョリティである。だけど、私のまわりの人は両親ともに大卒という人も少なくない。

そして私が話をする人は大卒の割合がとても多い。肌感覚としては、非大卒の人は50人に1人ぐらいだろうか……。

これこそがまさに分断だなと実感した。自分の中のあたり前は、あくまでも自分の見えている世界のあたり前でしかない、と心に留めておかねば。



花を買って生活に彩りを…