国連は様々な国家、組織によるスパイ活動の舞台でもあり、テロリストや活動家の隠れ蓑にも、当然なり得る

 例えば赤十字・赤新月でも、戦争や紛争の度に言われるように、国連に限らず、多くの国際的組織において、特定(複数)国家や組織のスパイ、テロリスト、活動家などが紛れ込むことは、あまりにも一般的な常識であり単純な事実である。

いかなる組織であれ、すべての国家から完全に独立した状態で成立可能な組織でない限り、これを防ぐのは不可能であり、そんな組織は世界のどこにもおそらくない。

(あれば非合法なので、犯罪組織ぐらいか?)

 互いに対立する国家、組織が、敵対する集団のスパイや協力者を、本来中立や、平等、独立性を期待されているであろう、国際組織の関係者に発見した時、明らかになった事実を利用して、相手を断罪することは何度でもあったし、これからも永久に続く。

その事実があったからと言って、その組織を完全に無くすべきとならないのも、当然であろう。だから赤十字も、赤新月も、存在し続けているし、世界の殆どの一般市民は、それを肯定的に受け止めている


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