noteが、クリエイターの利便を優先する一方で、その記事の読み手の利便を優先していないと感じるのが、ミュート機能です。絶対に自分は関わりたくない、あるいはこの人の記事は読みたくない、宣伝さえ見たくないという書き手の記事を、遮断することで、noteの記事探索は、今の数倍楽しくなるし有意義になることうけあいだと思います。

これは、どんな論調、どんな主旨、あるいはどんなテーマの書き手か（発信者か）は、関係ありません。私がミュートしたい人がたくさんいるように、私をミュートしたい人がたくさんいて、当然です。

ブロックや、ミュートしたいと感じるほど、私の書いた記事が、苦手、嫌いな人、受け入れられない人に、宣伝したい、伝えたいと私も思いません。この逆もしかりです。コメントするしないで、済む話ではありません。

もしもnoteを、全く意見や立場が違う者同士が、膝を詰めて何らかの妥協点を見出すまで議論する場だと思っているなら、ミュート機能は必要ないかもしれませんが、それがnoteの意義とは全く思えません。noteユーザーのほとんどが、（ともかく宣伝したいだけの書き手は別にして）ミュート機能はぜひほしいと思っているのではないでしょうか？

しつこく送られてくる、良くわからない宣伝メールと全く同じで、情報が氾濫する社会だからこそ、自分が絶対に受け入れないものを無理に目にし続ける必要が無いです。少なくとも、その取捨選択を、受け手側ができるno+eであってほしいです。

誰かが誰かの記事を見たというカウントだけを求めるnoteであるなら、受けて（情報を集める、あるいは、誰かの新しい記事、作品を探す）側の評価は高まらないでしょう。

自分にとって明らかに不快なものがたくさん目に付く場所に、長くいたいと思わないから、熱心な利用者であるほど、ユーザーは離れていくと思います。