現代の日本人が陥りやすい心理状態に、何をするのもめんどうくさいというものがあります。なぜこういう気持ちになりやすいのかというと、現代社会が効率化が進みすぎているからだと考えられます。自分が体を動かす習慣を身に付ける機会がとても少なくなっているためです。

特に大人よりも子供のほうがなりやすくて、そういう感覚になっている人は、大人に多い料理が好きな人の感覚や、部屋の掃除や整理整頓や模様替えを好んでやっている人の感覚がなかなか理解できません。家庭菜園やガーデニングや盆栽などの大人のまったりした趣味の良さもなかなかわからなくなっています。

こういう感覚になっている人は普段から意識して体を動かす習慣をつける必要があると思います。親がやっていることを自分が手伝ったりするようにします。料理を手伝ったり、アイロンかけをしたり部屋の掃除をこまめにするとよいと思います。

毎日体を動かしていると、習慣がついてめんどうくさいという感情も起きにくくなります。気力がわくようになり、活発に行動できるようになります。