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【失敗しないコツ】タイガーやきたてくんの「グルテンフリー米粉パン」シリーズ #2

さて、今日は昨日に引き続き、タイガーやきたてくん「KBD-X100」ネタを。

アマゾンの「KBD-X100」のレビューを見ると、

あ~、この記事を見てからトライしてほしかった~!!

という書き込みがちらほら。
私が早くまとめておけば、その方々も美味しいふわんふわん米粉パンが食べられたかもしれない、、、と勝手に責任を感じています。

これから購入予定の方はもちろん、買ってみたものの仕上がりがなぜかイマイチ、、、なんて方も、是非今日の記事、参考にしてください!!

ではさっそく、失敗なく、超絶ふわんふわんグルテンフリー米粉パンを成功させるために注意していただきたい点をまとめたいと思います!!

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1、米粉は指定のものを使う。

これは必須です!!!
指定以外を使うと泣きを見る可能性大大大!!
昨日も書きましたが、メーカー推奨は、
リ・ファリーヌ
タイガー ホームベーカリー専用 グルテンフリー米粉
の2種(2019年8月現在)。
そして、専用米粉の中身は熊本製粉の「ミズホチカラパン用米粉」なのでそちらでも可(熊本製粉のミズホの場合は水200gで仕込みましょう)。


2、米粉と水は、冷蔵庫でキンキンに冷やしておく。

スタート時点で生地が冷たいことが重要です!
やきたてくんに仕込まれている、生地温度センサー、庫内温度センサー、室温センサー、の3つのセンサーがスタート時点での各温度を判定。そこからIHの細やかな温度調整で、時間をかけてゆっくり最適な生地温度にしていきます。
できれば前日から、粉と水は冷蔵庫で冷やしておきましょう!

3、軽量は0.1g単位で計れるデジタル計で正確に! 水もgで計るべし!!

特に、カップでの水の計量はけっこうな誤差が出ます。10gくらい違うこともあったり。 gで正確に計りましょう!
塩やイースト、油も、私は0.1g単位のデジタル計で、きっちり計ってます。
タニタは0.1g単位の計量も安定して正確な気がして、勝手に信頼してます。


4、夏場と冬場は、発酵を自分で見きわめると、なお安心。

3つのセンサーとIHの細かな温度管理をもってしても、あっつ~い夏と、さっむ~い冬の場合、生地温度のコントロールがやきたてくんのキャパを超えてしまうことがあります。
暑くて湿度の高い夏は、発酵が早めに進んで、過発酵で容器から生地があふれたり、陥没したり。
寒い冬は、逆に発酵スピードが遅く、小さめのパンになったり。
オートメニューで焼くほうがらくちんではありますが、夏と冬だけ、下記のようにメニューを切り替えて焼くのをおすすめします。
メニュー32で生地作り ⇒ メニュー33で型の1cm下ぐらいまで発酵 ⇒ メニュー34で焼成(焼き色中で30分)。

5、米粉とイーストは、古いのNG。

実は見落としがちなのがこれ。
米粉ですが、未開封の場合でも、賞味期限を超えたものは使わないほうが無難です。詳しくは下記の記事を。

ドライイーストも、開封して時間が経ったり保存方法が悪いと元気がなくなってしまう場合があります。
元気がない酵母は発酵がのろのろスピードになって膨らみが悪くなったり、ネトつきの原因になったりします。
粉とイーストはできるだけ鮮度のよいものを使いましょう!

イーストですが、「天然酵母」的なネーミングのものは、発酵がゆっくりの場合が多いので、発酵スピードの速さが必要なやきたてくん製法には不向きじゃなかろうかと、個人的には思います。
こだま酵母やとかちの酵母の場合は、イーストの量を増やす、説明書に従って溶解作業をちゃんとする、等でなんとかなるかも?
ではありますが。ちなみに、私が使ってるのは赤サフです。

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以上、多森が日ごろ気を付けているポイントをまとめてみました。
やきたてくんがベストな仕事を発揮できるよう、上記の点、参考にしてみてください。


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