周りの結婚報告がまったくキツくなくなった理由

29歳ぐらいまでは、周りからの
「結婚しますニコニコハート」の
報告が大キライだった。


たとえ友達でも、


その一言の報告がわたしの心を刺激して
不安をあおり、


心をかき乱し、


きつかった。




とはいえ、わたし達は大人だから
「おめでとう~パンパカパーンニコニコ」
と明るくスタンプつけて返すけど、



 
内心は、
「なんでこの子が結婚できて
わたしが結婚できないんだよ」


という
ちっぽけなヒガミと、


「わたしも1日でも早く結婚して
ひとりじゃない安心感がほしい」


といううらやましさで
心がぐちゃぐちゃしていた。



 


 
わたしはなんでそんなに結婚に
執着していたんだろう、、?



 


 
いや、今でも結婚に執着はしてるし
いつでもしたいと思う
(彼なし。ちーん。)


 

けど、いまは周りの結婚報告に
まったく不安も妬みも湧かなくなった。





どうしてか。





それは、


だれかに愛してもらう前に、
私がわたしを愛してあげることをしたから。






以前のわたしは
ほしいほしい星人で、


愛してほしい、
ひとりにしないでほしい、
ずっと一緒にいてほしい、
私だけを愛してほしい、


超超超依存的だった。


その苦しさから抜け出したくて
本やネット記事を調べ漁った結果、



どこでも声を揃えて
「愛されるために自立しましょう」
ということが書かれていた。




私はこれが
全然うまくいかなかった。




 

それどころか
「好きなことをしましょう、
趣味を見つけましょう、
自分磨きをしましょう、」



具体的に書かれていた
実践例を試すたびに、


「ああ、またうまくいかない、」

と心がすり減った。


そして、ほしいほしい星人にすぐ引き戻された。



そんな自分のこと、

好きになれるわけなかった。


 


そこがわたしのネックだった。


 

だから、そこを変えた。



 
無理な前向き行動で
これ以上、心をすり減らすことをやめて


日常の小さなところで
わたしがわたしを好きでいられる時間を
しっかりと感じるようにした。



たとえば、私は読書が好きだから

本を読んでる自分も好きだし、

読み終えた達成感を感じている自分も好き。


 

あと、片付けることが好きだから


引き出しを
用途別に仕分けしている自分も好きだし、


スッキリ整理できたら
「我ながら収納のセンスあるな。」と
自負できる自分も好き。



そんな自分を認めたくなる。

自信がつく。

自分を好きになる。




この小さなループを
感じながら過ごしていると、


最初は「こんなことぐらいで」とか
跳ね返していた気持ちも


 
徐々に
「あ、なんか、わたし、いいじゃん」
「なんか心地いいな、好きだな」
と思えるようになっていた。



そしたら、いつの間にか
相手に愛されることよりも

自分で自分を愛していることを
意識できるようになった。



わたしはわたし。

あなたはあなた。



自分に自信が持てるようになったらからこそ
いつの間にか周りとの境界線が
健全に持てるようになった。



すると、
周りの幸せも素直に受け止められるようになって
すごく楽になった。



誰かに愛されることは
とても素敵なことだけど、


自分を愛することは
もっともっと素敵なことだと思う。


いつでも心が穏やかで
安心して過ごせる秘訣だと思う。




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