tamura1150@note初心者

俳優・ライター業です。 他ブログで細々文章を書いておりましたが、この度noteも初めて…

tamura1150@note初心者

俳優・ライター業です。 他ブログで細々文章を書いておりましたが、この度noteも初めてみました。 日常のつぶやきがほとんどですが、映画、演劇、一番多いのが無益な自分語り、ですがたまーに書評もやります(笑) もし宜しければフォロー宜しくお願いします。

最近の記事

【出演情報】

19歳の頃、どうしても演劇がやりたくて毎週のように東京世田谷の下北沢に通っていた頃、初めてこの劇団の「黒いスーツのサンタクロース」を拝見させて頂きました。 その後、紆余曲折ありこの座組に再び出会ったのは、世の中がコロナ禍に見舞われ、年頭に決まっていた公演が尽く頓挫した2020年のこと。主宰の田窪一世さんがたまたま開催したワークショップに顔を出させて頂いたことがきっかけとなり、翌年の21年に「ムーンライトセレナーデ」という作品で初キューピーを体験致しました。最初の出会いから20

    • 100年前の今日あったこと

      1923年9月1日に起きた関東大震災時の「朝鮮人大量虐殺事件」に於ける、神戸大学附属図書館の新聞記事デジタルアーカイブです。 それがこのリンク記事になりますが、この資料は東京都の荒川区議「小坂英二」さんがX(旧Twitter)でも公開しているのでぜひご覧ください。 100年も前の出来事です。それだけに当時は併合中であった朝鮮半島の方々と日本人の関係性も現在とは違うものだったのでしょう。 しかしこの一件を深く知るにつれ、現在の両国間での諍いの種は既にこの時代から存在し、そのそ

      • 次のフェーズ

        世界唯一の被爆国であり、戦後はその「核」の平和利用で経済発展を遂げ、その分野では当代随一の技術を誇るのがこの日本という国だろう。これはもう曲がりない事実だよ。 思慮の浅い感情論で反対、反対ばかり唱える人らも、少なからずその恩恵にあやかってきたはずだ。 言わずもがな、私たちの先人が作ってきた「核」の技術とは、他国の人間をドロドロに溶かすことを目的にしてきたものでは決してなく、庶民の生活や産業にコミットした、生活水準の向上意識に根付いたものです。 ただしここでは敢えて、原爆と原発

        • 処理水の放出について

          福島第1原発に貯蔵されている処理水は約860兆ベクレルのトリチウムを含む。しかし日本政府は貯蔵している処理水は大幅に希釈し、毎年最大22兆ベクレルを数十年に分けて放出していく方針だと見解を示している。 世界ではこの1年でこの貯蔵量の10倍以上を未処理のまま放出している国もある。この話はフランスが有名だが、この図の通り中国や韓国もこれに当たる。 中国の高官が「だったら飲んでみろ」などと、我が国を挑発するような発言をしたようだが、だったら聞きたい。水洗便器の水は触れても安全であ

          塚本晋也監督作品「野火」

          夏だからだろうか。戦争にまつわる映画が見たい。(ま、今まさに世界がそういう世相でもあるからかも知れないけど) この塚本晋也版の「野火」は、言わずと知れた1967年の市川崑監督版のリメイクです。 原作も言わずと知れた大岡昇平。「レイテ戦記」など戦争文学で知られる作家。 この作品は塚本晋也監督がどうしても映画化させたくて予算を掻き集めたんだけど中々うまく行かず何度か頓挫し、最終的には自身が主演と監督を兼務してまでクランクインに漕ぎ着けるという、まさに「信念と気合い」で世に送り出

          塚本晋也監督作品「野火」

          1ヶ月前だけどご挨拶「ハムレットからの特別席」座キューピーマジック

          日々腰が上げる悲鳴の音量が上がり続ける中、なんとか「ハムレットのための特別席」全公演を乗り越えました!(笑) 遅ればせながら、ご来場いただきました皆様、スタッフ様に御礼申しあげます。 その昔、役作りと称した無駄な表現を駆使したがる私に対し、演出家が「無駄な意志を持つな!素体に自然と入ってくるものだけ有り難く頂戴していろ!」と怒鳴ったことがあった。まさに現場が凍りつき、皆の不信の目が僕に集中した瞬間です(笑) 今回、その嫌な記憶を稽古場でふと思い出した時から、この役は僕の中

          1ヶ月前だけどご挨拶「ハムレットからの特別席」座キューピーマジック

          ジョン・スタインベック「怒りの葡萄」「二十日鼠と人間」

          1940年作品。 世界恐慌(ルーズベルト恐慌)真っ只中のアメリカが舞台。 生産のオートメーション化を図る資本家達と、土地を追われカリフォルニアに移っていった貧困農民層との軋轢闘争を描いた作品。ジョン・フォードの乾いた表情が好き。 これも何度も見た作品だが、数年に一回はまた観たくなる。 先日ネット番組を見ていたら、この作品の原作者としてあまりに有名な「ジョン・スタインベック」についてインテリジェンス・安全保障評論家の江崎道朗さんが「スタインベックは実はコミンテルン(ソ連)のd

          ジョン・スタインベック「怒りの葡萄」「二十日鼠と人間」

          塚本晋也監督「野火」

          夏だからだろうか。戦争にまつわる映画が見たい。(ま、今まさに世界がそういう世相でもあるからかも知れないけど) この塚本晋也版の「野火」は、言わずと知れた1967年の市川崑監督版のリメイクです。 原作も言わずと知れた大岡昇平。「レイテ戦記」など戦争文学で知られる作家。 この作品は塚本晋也監督がどうしても映画化させたくて予算を掻き集めたんだけど中々うまく行かず何度か頓挫し、最終的には自身が主演と監督を兼務してまでクランクインに漕ぎ着けるという、まさに「信念と気合い」で世に送り出

          塚本晋也監督「野火」

          ツイフェミに思う

          韓国では2004年まで性売買は合法であったこと、防止法制定から今日までこの法律に反対する女性達が全裸でデモを起こしている内情は無視して言いたいことだけよく言うな。しかも赤い線の部分はまるで嘘だし。 まあ国内でAV新法みたいなもんを作りたがる連中のやりそうなこと。相手の立場や主張にまったく目を向けないし耳も貸さない。フェミニストなんてそんなもんだ。 そもそも戦時に行われていた性売買と、このcolaboが支援する「若年被害女性」のケースは似て非なるもの。そこを区別して精査すること

          ツイフェミに思う

          心に刺さりました

          2022年10月25日、国会において野田佳彦元総理による安倍晋三元総理「追悼演説」が行われました。 「勝ちっぱなしはないでしょう、安倍さん」 この部分、実に心に刺さりました。 国葬の日、菅義偉元総理が言葉を詰まらせながら語った弔辞に継ぐ、実に真摯で誠実で故人を思い遣った素晴らしい追悼演説でした。 手前勝手な逆恨みで生前の氏を応援していた沢山の支持者からある日突然に光を奪った犯罪者「山上容疑者」を擁護する、また英雄扱いする輩が絶えず、そうした言説に触れるたび鬱々とした心

          心に刺さりました

          座キューピーマジック『ルームメイト』終演

          座キューピーマジック『ルームメイト』 22/9/28(水)~22/10/2(日) 下北沢「劇」小劇場 無事、終了致しました。 ご来場の皆様、誠に有難う御座いました! 10代の頃、演劇がやりたくて毎週下北沢に通っていた当時、初めてこの座組の「黒いスーツのサンタクロース」を拝見させて頂きました。 その後、紆余曲折ありこの座組に再び出会ったのは40歳にも手が届きそうな年代となった2020年のこと。主宰の田窪一世さんがたまたま開催したワークショップに顔を出させて頂いたことがきっか

          座キューピーマジック『ルームメイト』終演

          vol.74 座キューピーマジック公演「ルームメイト」

          去年参加させて頂きました『座キューピーマジック』さんに、今年もお世話になります😏 vol.74 座キューピーマジック公演「ルームメイト」 作・演出■田窪一世 2022年9月28日(水曜日)〜10月2日(日曜日) *STORY* 30歳を目前にした高田亜由美と影山葉子。彼女たちはそれぞれ男運が悪いということでは、共通した人生を送っていました。亜由美がこれまでつきあって来たのは、どいつもこいつもロクでもないない男ばかり。葉子は数少ない恋愛のお相手が、妻子持ちだとわかり心を病

          vol.74 座キューピーマジック公演「ルームメイト」

          先ほど、拙い投票を終えました。 この2.、3日は惰性の中で生きてます。毎日一日の初め歯を磨くにも、なんか精気無い決まりきった業を繰り返すような、そんな気分です。 安倍晋三元総理のご冥福を心よりお祈り致します、

          先ほど、拙い投票を終えました。 この2.、3日は惰性の中で生きてます。毎日一日の初め歯を磨くにも、なんか精気無い決まりきった業を繰り返すような、そんな気分です。 安倍晋三元総理のご冥福を心よりお祈り致します、

          スナフキンに学ぶ人生哲学

          僕は出来ることなら、ムーミン谷のスナフキンみたいな存在でありたいと願う。 ハーモニカを吹いたりしながら放浪する、哲学的なさすらいの旅人。そして、初めて出会う人や出来事にも好奇心とあたたかい心で向き合う人物。 まだ遠いな… 稽古場であれだけ苛つき、口を閉ざす僕では、彼の人生哲学には到底及ぶまい。もっと大らかにならないとな。 スナフキンはムーミン谷でムーミンたちと過ごすことを楽しみにしていて、たまに悩みも聞いてやるが、冬が来ると暖かい地方へ行ってしまって春になるまで戻ってこ

          スナフキンに学ぶ人生哲学

          仏教寺にロシア文学の教祖のコラボ。 うーん、沁みるねぇ…(笑)

          仏教寺にロシア文学の教祖のコラボ。 うーん、沁みるねぇ…(笑)

          二人の父親役について 3(end)

          さて、筆不精が起きないうちに、さっさと今回の2公演を終えた上での感慨をまとめてしまおう。 この記事がいつか、2公演で世話になった各関係者や共演者の方々の目に触れますように。 稽古場ではあまり余計なこと喋んないからね、俺…(そうでもないか?笑) 昨年12月の「ハッピーX'masバースデー」は、以前10年くらい前に出逢った演劇仲間の方々との再会から始まった。 気付けば随分と長い間お付き合いが続いた仲ではあるが、それでも交流があるのは一年に1回か2回程度だったかもしれない。 特に

          二人の父親役について 3(end)