見出し画像

なぜか仕事が終わらない人たち

あなたの周りには、「なぜか仕事がなかなか終わらない人」っていますか?

誰よりも真面目で、誰よりも仕事に一生懸命で、誰よりも脇目も触れずにガムシャラに頑張ってる。なのに、なぜか仕事がなかなか終わらない人です。

毎日毎日遅くまで仕事をやってる姿をみるのに、なぜか納期をちゃんと守れたことがない人。もしくは、納期どおり(といってもギリギリ)に出してくれたはいいけど、その中身がかなりお粗末なものばかりという人です。

もし、そういう人がいるのであれば、もしかしたら本人も気づかないうちに『安請け合い』をしている可能性があります。

例えばなんですが、仕事がすでにいっぱいいっぱいなところに「あ、ちょっとこれ手伝ってもらえる?」と声をかけられる。で、たしかにすぐ終わりそうなものだし、自分が手伝ったほうが早く解決できそうなものだから、ついつい手伝ってしまうといった感じです。

他にも、断ったらどんな噂が立つかわからない、、、というような要らぬ詮索をしてしまって、手伝ってしまうというパターンもあるかもしれません。

あとは、そうですね。真面目なあまり、どんな要望にたいしても「できます!」「やります!」と返事をしてしまいがちというのもあるかもしれませんね。

たしかに、一生懸命に仕事をすることはいいことです。とくに経営側からみると、頑張ってくれる人というのは、とても貴重な存在ともいえるでしょう。

ですが、自分が持っている仕事と納期からキャパシティを冷静に判断ができないとなると、いくら優秀な人でも一気に問題児に成り下がってしまいます。

他にも、頑張ってるのに仕事が遅い人の特徴には、『全て後回しになっている』というのもあります。つまり、納期ギリギリまでその仕事に着手しないというやつですね。

このように『仕事をしてるのになぜか遅い人』というのは、誰もが目にしたことがあると思います。ですが、彼らの本当に厄介なところは他にあります。

それは『本人はいたって本気で仕事にとりくんでいる』というものです。つまり、冷静に見れば本人の落ち度はたくさんあるのに「オレだけ毎日一生懸命働いている!他の人はやりもしない!」などと思い込んでしまってるところにあるんです。

なので、なぜか仕事が遅い人に対して「もうちょっと仕事のやり方を考えてみたら?」と諭してみても、聞く耳は絶対に持ちません。「これ以上やりようはない!」と言われるのがオチでしょう。

あわせて、「仕事を抱えすぎじゃない?」と心配するのもNGです。なぜなら、なぜか仕事が遅い人というのは「オレがやらないと他にやる人がいない」と本気で思ってる傾向にあるからです。なので、このパターンもまず聞く耳を持ってもらえません。

では、どのように解決していけばいいのか?というと、誰かが羅針盤になってあげるという方法があります。つまり、なぜか仕事が遅い人の仕事ボリュームを第三者が見てあげて、「どのようにすればうまく回せるか?」というのをプランニングしてあげるということです。

たしかに、仕事は生き物ですので、すべてをキレイにプランニングすることは難しいかもしれません。ですが、だからといってはなから諦めるのはナンセンスです。

ビジネスの中で最も難しいのは、『人を変えること』です。そして、多くの企業が頭を抱えているのも『人を成長させること』です。

人問題の解決策は時間をかけるしかないということを肝に命じて、じっくりやっていくことをオススメします。

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。