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プレイングマネージャーの時間の作り方

経営者がスタッフとしても働いている企業は多いです。

プレイングマネージャーとも言ったりするんですが、広義だと自営業の人もこれにあてはめることができますね。

人材不足が叫ばれる世の中ですので、結構このスタイルで事業を運営している会社も増えてきました。

もちろん、ぼく自身もプレイングマネージャーとして働いています。なので、プレイングマネージャーをされている人からの相談というのも、結構うけるようになってきたんですね。

プレイングマネージャーをしている人の悩みとしてとにかく多いのが、『時間がない』というものです。中でも、現場作業やプレイヤー業務ばかりに時間を取られて、肝心のマネージャー業務をする時間が取れないというのが、大半を占めるんですね。

なんですが、プレイングマネージャーとして業務を両立させるには、正直いうとプレイヤーとマネージャーの業務を切り分けてこなすしかありません。

つまり、時間で区切って強制的に切り分けするしかないんです。

もちろん、プレイヤーとしての業務を効率化させて時間を短縮させる方法もあるでしょう。ですが、パーキンソンの法則というのがあるように、「まだ時間があるな」と思ってしまうと、人はギリギリまでいつも通り時間を使ってしまうものです。

それに、プレイヤー業務を短縮させるといっても、大概は人間関係の改善や修正が強いられることがほとんどです。ここを強化できるとたしかにインパクトはめっちゃでかいんですが、どうしても時間を食ってしまう欠点もあります。

なので、今すぐプレイヤー業務を減らしてマネージャー業務を増やすためには、時間で区切るしかないんですね。

例えば、18時以降は絶対プレイヤー業務をやらないとか、9〜11時まではマネージャー業務に固定とか、他にも1週間のスケジュールをあらかじめ組んで、各曜日毎のマネージャー業務時間をあらかじめ部下に伝えておくというのもいいでしょう。

このようにやり方はいっぱいあるんですが、とにかく大切なのはプレイヤー業務請負とマネージャー業務を時間で区切るということです。

なんですが、ここで注意点があります。

それは、マネージャー業務として使おうとしてた時間帯に、別の仕事が入ってきた場合の話なんですね。

多くの方は、このような場合「まあ、別の日に回せばいいか」と、マネージャー業務を諦めて、後から入ってきた仕事を優先する傾向があります。それが明らかなプレイヤー業務だったとしても。

なんですが、「ここをマネージャー業務にしよう」と決めたのは、他でもない自分自身なんですね。なので、仕事を変えてしまうと自分自身との約束を裏切ったことになります。

約束は守らなければならない。というのは、ビジネスをするうえでの最重要項目といっても過言ではありません。なので人とかわした約束は必ず守る!というくらいの気持ちで動います。

ですが不思議なことに、自分との約束事となると人はアッサリと裏切ることができます。「まあ、困るのは自分だけだし」って感じで。

なんですが自分との約束も、れっきとした約束です。なので、納期を守るのと同じように何が何でもまもる意思をもたないといけません。それに、マネージャー業務でおこなう仕事は会社に大きく関係するものばかりです。

たしかに、触接的そして即時的に影響を受けるか?というと、そんなことはありません。ですがこの変動の激しい世の中だと、長期で見るとマネージャー業務をおろそかにしてしまった方が、圧倒的にダメージは大きいです。

自分自身との約束を守る。マネージャー業務を優先する。

たしかに口で言うよりはるかに難しいことです。ですが、企業の繁栄のためには絶対に欠かせない要素ですので、一緒にやっていきましょう♪

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。