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Tanabot - 棚から牡丹餅ということわざが由来。エンジニア。建築 × プログラミング × 海外生活について、自身も学びながらためになることを面白く伝えていきます。

マガジン

  • フィートとインチの計算にイライラしてアプリを作ってしまう話

    アメリカの建設関連の会社で働いていて、一番イライラしたのがフィートとインチの計算だ。何でアメリカはこんな不便な単位をいまだに使用しているのか訳がわからないが、現地人は何も疑問に思わずに使っている。うん、しょうがない、フィートとかインチも含めて計算ができる電卓アプリでも作ってしまうか...というお話。

  • アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話

    「そうだ、アイビーリーグに行こう」英語もそんなにできない筆者が留学を思い立ち、アイビーリーグを目指し、実際に合格して渡米するお話。その中で身につけたスキルや必要な情報を余すところなく紹介。特にTOEFLやGREの勉強法やWritingのテンプレートなどは必見。

最近の記事

当時のアメリカ人が思う、アメリカ的じゃない建築の収集 - 『建築家なしの建築』 #2

まったり建築論批評の第二弾は、バーナード・ルドフスキー著の『建築家なしの建築』だ。 実はこの本を好きな人は結構多いのではないだろうか。まず何といっても読みやすくて面白い。写真が多いため、スラスラ読むことができる。これまでこのシリーズで言っていたような、建築家先生による難解で複雑な言い回しであったり、長々した文章によって構成されているわけではない。それなのにその主題も示唆に富んでいそうでなんか勉強した気になる。 というのもそもそもこの本は、1964年にアメリカのニューヨーク

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    • コルビュジェが現代で推すのは、ハウスメーカーやプレファブ高層建築 - 『建築をめざして』 #1

      さて、まったり建築論批評の記念すべき第一回である。しかしながら、まずこれを始めようと思ってから時間が経ってしまったことをお詫びしたい。そして第一回目に対象とするのは、その記念回にふさわしい、みんな大好きコルビュジェ(Le Corbusier)である。 建築を勉強していてコルビュジェが好きっていう人は非常に多い。近代建築の巨匠であり、なんなら近代建築の三大巨匠なんて言われている。建築を勉強していない人にとってはガウディの方が有名なのかもしれないが、やっぱり建築を勉強している人

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      • 0. まったり建築論批評とは何か

        何を訳のわからないことを言ってるんだ。 皆さんも哲学とか思想に関する本を読んだり話を聞いたりした時にこう感じたことはないだろうか。本当にただただ訳がわからない。こんなものを書いたり言ったりしてる人はどうかしていると思ってしまう。その結果、有名な本には「解説本」なんてものが存在してしまっている。本屋に行けば「マンガで分かるなんちゃら」なんて本が平積みになっていたりもする。 アートに関する言説も同様だ。特に現代アートは意味不明だ。現代美術館に行けば謎の物体が並んでいる。一応そ

        • フィートとインチの計算にイライラして電卓アプリを作ってしまう話 #4:「え、まだやることあるの?」リリース

          できた! 一応ここまで読んでくださった方のために、今回作ったアプリのリンクを載せておこう。クリックすると App Store に飛ぶのでぜひダウンロードして使ってみてほしい。 ただ、一つ言っておこう。アプリのコードが完成してから App Store で公開するまでも意外に作業があり、そしてめんどくさい。 まずコードを書き終え、Simulator や自分のスマホでもちゃんと作動することを確認する。フィートとインチの計算が普通の電卓を使っているように簡単にできるじゃないか。

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        • フィートとインチの計算にイライラしてアプリを作ってしまう話
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        • アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話
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        記事

          フィートとインチの計算にイライラして電卓アプリを作ってしまう話 #3:「コード書いてる自分ってイケてるのだろうか」開発

          さあコードを書き始めよう! とうとう勉強した成果を出す時が来た。正直長かった。アプリを作ろうと思ったのにまさかの「要件定義」や「設計」に時間を費やすこととなったしまった。おかげで Swift や SwiftUI の勉強も順調に進んでしまったじゃないか。いいことだけど。 ところで「開発」とか「コーディング」とかの言葉を聞いた時のイメージはどうだろうか。ふんわりしていて言うのも恥ずかしいが、個人的にはイケてる気がしていた。なにせパソコンに向かって猛スピードでよく理解できないコ

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          フィートとインチの計算にイライラして電卓アプリを作って…

          フィートとインチの計算にイライラして電卓アプリを作ってしまう話 #2:「かっこよくて使いやすい…ってApple公式アプリじゃん」要件定義と設計

          欲しいアプリがある。そしてそのアプリを自分で作ろうと決めた。 よし、作ろう。そうなりゃ実際に作り始めるんでしょ?そう、あのコーディングってやつだ。イメージ的にはプログラマーと名乗る人たちが複数のモニターを駆使してめちゃくちゃ速いスピードでひたすらカチカチして文字を書き込んでいくやつ!何やってるかわからないからカッコいいぜ、まったく。 iOS 向けのアプリを作成する場合は Xcode というエディターを利用するということはわかっている。よし、すぐにこのアプリケーションを起動

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          フィートとインチの計算にイライラして電卓アプリを作ってしまう話 #1:「ハリポタシリーズでのお金の単位か」着想と勉強

          厄介なことがある。 日本人がアメリカでエンジニアとして働いている時に厄介なことはなにも言語だけではない。文化が異なる。アメリカで働くともなれば色々なバックグラウンドを持った人達が集まっている。彼らの考え方は皆それぞれ違う。 だが、今回のシリーズはそんな規模の大きな話ではない。文化の一部と言えばそう言えるのだが、ただ単に長さの単位についての話である。 知っている人もいるかもしれないが、アメリカではマイルやヤード、フィート、インチといった長さの単位が使用されている。日本では

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          アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #6:「はじめてのおつかい in USA」留学中

          初めての留学は初めてのおつかいと似ている。 最初はなんもわからない。どんなに調べていったところでわからないことが多すぎる。異文化とはよく言ったものだ。言語が違うだけじゃない。そもそも考え方が全く異なる。そうなると最初は本当にではじめてのおつかい状態になる。 まずは言語の壁だ。 これまで TOEFL や GRE を勉強してきた。久しぶりにこんなめちゃくちゃ勉強したことだろう。そりゃ英語力がついたよ。もうアメリカに行っても大丈夫。な、はずがない。 いやいや TOEFL や

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          アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #5:「めんどい」出国までの手続き

          手続きってのはめんどくさい以外の何ものでもない。 その前にとりあえず「おめでとう」だろう。読んできた方の中には、念願の合格通知を手にいれ、留学の準備に取り掛かろうということでこの記事を読んでいる方もいるかもしれない。本当におめでとう。 ちなみに実際にアプライしてから合格通知が来るまでは、ただただ待つしかない。合格通知が来るまでひたすら待つ。たまに提出書類が揃っていないなどの連絡がくることもるので、その場合は直ちに行動しよう。それ以外は特にすることもないので、基本的にはゆっ

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          アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #4:「未知との遭遇」出願対策

          未知との境遇だ。 アメリカの大学への入学に入学試験などはない。確かに TOEFL と GRE はある。それは今まで説明してきた通りだ。しかし、大学固有のいわゆる筆記試験などは課されない。その代わりにあるのがレジュメ、エッセイ、そして推薦文の提出である。 これが、日本人にはなかなか馴染みがない。 履歴書はまあわかる。空欄を埋めるだけのやつなら、アルバイトに応募するときに書いただろう。また、エントリーシートなどでも書いたことがあるかもしれない。エッセイ。大学入試に小論文を課

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          アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #3:「無理ゲー」GRE対策

          GRE という無理ゲー。そしてアメとムチ。 TOEFL でそこそこの点数が取れ、最終的な目標の点数を取れることが視野に入ってきたら GRE の勉強を始める頃だろう。ただ、この GRE というテストは正直な話、無理ゲーだ。それも当たり前で、このテストはそもそもネイティブ向けのものであるからだ。普通の日本人にはできっこない。 これまでの英語の授業で全く習わなかった単語がわんさか出てくる。いつ使うんだこんな単語、ってつっこみたくなる。わかんないし調べようと思って辞書をひいても、

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          アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #2:「厄介者」TOEFL対策

          TOEFLという厄介なやつ。 ヤダ。早く終わってくれ。テスト1回の値段高すぎ。手応えと点数が比例しない。そして、できることならもう一生やりたくない。これが筆者がTOEFLへの思い出。 TOEFL に取り組むと、最初は英語を学んでいる楽しさとか、それによって点数が上がる嬉しさとか実感できる時期もある。「英語聞き取れるようになってきてるじゃん!」とか。ただ、最後の方はただただしんどい。点数が上がらなくてイライラする。この悪い部分を知らない人は羨ましい。 いやいや、TOEIC

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          アイビーリーグのすゝめ - アメリカで理系大学院に留学した話 #1:「計画性」スケジュール

          「アイビーリーグ」という響きは正直に言うとカッコよかった。 この記事は、筆者が数年前に留学しようと決めてから、そんな単純な理由でアメリカのアイビーリーグの理系大学院に入学、そして卒業した話だ。 ちなみにアイビーリーグとは、もともとはスポーツ連盟の名称だったようなので、まあ日本で言うところの「東京六大学」だろうか。明らかに「アイビーリーグ」の方が響きがいい。Wikipediaによると、 とのこと。うん、やっぱりかっこいい。一応知らない人のために、その大学を羅列しよう(アル

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          Tanabot とは?Tanabot - 棚から牡丹餅ということわざが由来。建設とITが得意なエンジニア。その名前の通り、ふとした幸運が好きな気楽なやつ。 note の内容建築、建設 IT 留学とアメリカ生活 自身も学びながら、知っているようで知らない、少しためになることを面白く紹介。

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