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フィートとインチの計算にイライラして電卓アプリを作ってしまう話 #4:「え、まだやることあるの?」リリース

できた!

一応ここまで読んでくださった方のために、今回作ったアプリのリンクを載せておこう。クリックすると App Store に飛ぶのでぜひダウンロードして使ってみてほしい。

ただ、一つ言っておこう。アプリのコードが完成してから App Store で公開するまでも意外に作業があり、そしてめんどくさい。

まずコードを書き終え、Simulator や自分のスマホでもちゃんと作動することを確認する。フィートとインチの計算が普通の電卓を使っているように簡単にできるじゃないか。マジですごい。うん、そしてちゃんと作動しないところもちょっとだけあるけど目をつぶろう。

ふー、これでプロジェクトが終わった。あとは note に感想でも書いて終わりにするか…

ではない。なぜならこのアプリは自分のスマホでのみしか動かない。これじゃただの動作確認だ。当初の目的を思い出してみると、これをみんなに使ってほしいという願いから作ったものでもあるはずだ。早速みんなに公開しよう。

そこですぐに思いつくのが上記のように App Store へ公開することだろう。iPhone アプリは App Store を経由してダウンロードされる。つまり欲しいアプリがあれば App Store で検索するのが普通だ。ここに公開すれば、多くの人がダウンロードして使ってくれる。Android の方々、無視していてすいません。

でも本当にすごくないか。個人がクリエイターになる時代だ。これまではアプリ一つを作るということでも、会社を作ったりしなければならなかっただろう。それがたった一人でも作れるようになっている。現代においてこのようなプラットフォームがあることに本当に感謝したい。

しかし、ここからが大変だ。プラットフォームがあっても、まだそこまでアプリを公開する人はそんなに多くないためか、そもそも情報が少ない。なぜコードを書くことの情報は溢れているのに、「公開する」といった部分の情報は少ないのだろうか。特に日本語で記載されている有用な情報はレアだ。この部分の手順や内容にみんながもっと簡単にアクセスすることができたら、みんなもっとアプリが作れると思うのに…

ならここでやれば良いじゃない。したがって、今回はアプリを作ってから App Store で公開するまでの手順をできる限りわかりやすくまとめることを目的とした。これを見てその通りやれば、とりあえずアプリを App Store に公開できるよ、というところまで記載する。ちなみにこれは「フィートとインチの計算にイライラして電卓アプリを作ってしまう話の最終話、第4話である。第1〜3話もぜひ読んでほしい。


それでは早速自分の作ったアプリを世の中に発表しよう。

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