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アメリカユースサッカー、その6 (ODPについて)

こんばんは、今回は先日10歳の長女が参加してきたODPのジュニア育成合宿について書きたいと思います。 ODPとは Olympic Development Program の略で、年齢は9歳から16歳くらいまでアメリカ全部の州で実施している将来のオリンピック代表を育てる育成プログラム。 長女は昨年もセレクション受けて参加したのですが、州外に育成合宿にいくのは10歳から(9歳時はセレクション、そして残りのシーズンはクラブと重ならない週末に練習を重ねるのみ)。 ODPの順序は

    • アメリカユースサッカー、その5 (思春期と自主性について)

      うちの息子は現在13歳半の7年生。わたし(父)が33歳の時の子供。 日本だったらもうすぐ中学二年生。最近やたら横顔からみた産毛のようなひげが目に付く。あとニキビ。自分も通った道だが、うれしいような、もうベイビーじゃない、という複雑な気持ち。 12歳ごろから、態度にも変化があり、自分の意見は一丁前に主張する。でもくだらない言い訳も多い。どうせ言い訳するならもう少しまともな言い訳をしてもらいたい。 小学生までは、クラブの練習や試合を観察して、ビデオにとったり、息子に足りない

      • アメリカユースサッカー、その4 (ラスベガス トーナメント)

        こんばんは、現在ラスベガスのマーティンルーサーキングベガスカップに来ています。期間は1月17日金曜日から1月20日月曜日まで参加クラブ830チーム。アメリカ各州、そしてメキシコなど中米南米そしてヨーロッパからも参加チームのある大きい大会です。 ラスベガスの夏はとてつもなく暑いので夏場はとてもサッカーなどやっている環境ではありません。よってラスベガスサッカーが盛んになるのは主に冬場です。毎年11月あたりから、翌年3月末までほぼ毎週のように様々なサイズのトーナメントが開催されて

        • アメリカユースサッカー、その3(ユース - ディベロップメント)

          こんにちは、今日はあまりサッカーには関係ないのですが、息子(13歳)が9歳から続けているレスリングについて、、、 アメリカでは(というかおそらく日本でも)各スポーツの敷居が低く、全くの未経験でもいろいろなスポーツに顔を出せます。 うちの息子も例にもれず、6歳からサッカーをはじめ、その間バスケットボールやレスリング、そしてタンブリングやブレイクダンス、陸上なども時間が許す限り参加してきました。 その中でも、強い下半身、ボディバランスをと思い始め、未だに続けているレスリング

        アメリカユースサッカー、その6 (ODPについて)

        • アメリカユースサッカー、その5 (思春期と自主性について)

        • アメリカユースサッカー、その4 (ラスベガス トーナメント)

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          アメリカユースサッカー、その2(セレクション)

          日本の子供たちがどのようにサッカークラブを選び、そして変えたりするのかあまり知らないが、アメリカのユースクラブは基本的に毎年5月締めですべてのプレーヤーが基本的にフリーエージェント制?になる。5月末にそれぞれの州が主導して一斉にトライアウト、セレクションを行う。「今年所属していたからと言って、次の一年もまた同じチームで!」ということは保証されていない。パフォーマンスがよくなければセレクションで落ちるので、そのプレーヤーは別のチーム、もしくは別で受かった他のクラブに移籍すること

          アメリカユースサッカー、その2(セレクション)

          アメリカのユースサッカー、その1

          アメリカのユースサッカー、女子サッカーはずっと盛んだが、男子サッカーはおそらくここ十数年で爆発的成長したと思う。スポーツ大国のアメリカ。サッカーだけでなく、どのスポーツもとにかく層が厚い!「ボール蹴った事がありません」の初心者から、州代表、リージョナル(アメリカを4つのエリアに分けた)代表、そしてナショナルまですべてのレベルのプレーヤーがそれぞれのレベルで100%エンジョイできる環境が整っている。それがアメリカ。本当にすばらしい事だと思う。ちなみに以下のイメージが地元の街で年

          アメリカのユースサッカー、その1