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人を信頼しない人は損をする

こんにちは、(ほぼ)無職のタナカさんです。

無職じゃまずいだろっ!!ってことで
今はセルフベーシックインカム(早い話が貯金の切り崩し)と
フリーで動画編集をしています。

そして実労働以外で収入を得ようと考え始めています。

今回は、人を信じすぎないのは損、っていうお話です。

この記事を読んでほしい人
✅人を信頼するまで時間がかかる人
✅人を信頼して痛い目にあった人

▼フォローすることは信頼すること

じゃないかな~?と考えています。

フォローする時の1つの目安として
「フォロワーの数」があると思います。

同じ発信で
フォロワーが多い人と・少ない人
あなたはどちらを
フォロー「しやすい」ですか?

たくさんの人からフォローされている方が
「説得力」「信頼性」がオプションで
追加されていますよね。

その中で信頼性に注目すると

「信頼性」がある人を
「信頼して」フォローする。

という考えフォローするんじゃないかな?と
思ったんです。

まぁそこで「信頼」ってなんでしょうか?ということで
ある本を読んでみました。

▼安心社会から信頼社会へ

小難しいぃ

タイトルもそうですけど
サブタイトルが
日本型システムの行方

ですよ。
小難しそう☆
こういった「いかにも」みたいな
難しそうな本に興奮しちゃうんですよね。
読書に関しては
ちょっとした変態気質で申し訳っ☆

本を要約すると
◆安心と信頼は違うんですよ

◆昔は安心社会でしたが、
これからは不確実性の高い時代になるので
信頼社会になっていきますyo!
(yo!とは書いていない)

22年前に今のVUCAの時代を予想しているあたり
すごいなぁと思いました。

▼人を信頼する人はバカなの?

◆人を信じてGIVEをしていきましょう
◆人を見たら泥棒と思え


なんでこの2つの考えがあるのか。

それは

◆人を信じて「自分が有利な結果」を生み出す環境
◆人を信じないことで「自分が有利な結果」を生み出す環境

が存在するからです。

人を信頼する人は
人から「お人よし」と言われることがあります。

そしてこの「お人よし」は
マイナスなニュアンスが含まれています。

「ちゃんと”考えたら”分かることなのに」
「そんなウマい話なんか”普通考えたら”無いに決まっているでしょ?」

騙された人が相談する時に
こういった会話をするのは
イメージしやすいですよね。

「考えたら」おかしいことは分かるのに…

ここに注目した研究をしたのがガースキさん。

つまり騙される人(お人よし)は思考が単純なのではないか?

と。(こう考えれるのはある意味すごい)

そしてガースキさんという研究結果では
なんと

人に対して「信頼することが高い人」は、
そうでない人に比べて
「単純な認知構造を持っている」

と発表しました。
(単純な認知構造というパワーワード感よ…)

物事を単純に考えがち、ということですね。

◆人を信じやすい人は「物事を単純に考えがち」
◆信じるまでの情報の処理が単純という事です。

つまり
信じるまでの「疑うフィルター」が少ない。

○○「だから」信じるor信じない
この「だから」がフィルターです。

このフィルターを通過したら信頼できる
通過しないと信頼できない

という感じですね。

ガースキさんが言うには
人に対して「信頼することが高い人」は、
「単純な認知構造を持っている」ため
人との関係を楽観的に考えがちぃ。

ということ。

これは心理テストと「対人信頼尺度」を
使って結果としています。

対人信頼尺度
その人がどれくらい相手に対して信頼しやすいかを判断するテスト。
心理学者ジュリアン・ロッターさんが考えたもの。
「対人信頼尺度」はそれからも様々な信頼の研究に使われている。

ここで「ちょっと待ったぁ」と。

人を信じやすい人は
◆物事を単純に考える傾向がある
◆物事の情報の処理が単純

ということであれば

そこまで言うなら
知的能力と比例するんじゃないか。
と考えた人がいたんです。

それが先ほど紹介した
「対人信頼尺度」を作ったロッターさん本人でした。

物事を単純に考える人
物事の情報の処理が単純な人

逆に

物事を複雑に考える人
物事の情報の処理が高度な人

とされる
知的能力が高い人。

つまり
大学院を出た様な人は
「人を信頼する傾向が”低い”のか?」ということです。

毎年アメリカで
「一般社会調査(GSS)」と呼ばれる大規模な調査があります。


教育を受けた年数と信頼度についての調査もありました。


そこで10年間の平均を取ったところ

教育を5年以下と17年以上で比べた時に
17年以上受けた人の方が
「たいていの人は信頼できる」と答える人が多かった。

このテストでは
教育を受けた年数が高くなればなるほど
「人を信じやすい傾向にある」という結果でした。

▼どういうこと?

たぶんロッターさんもそう思ったんでしょうね。

さらに研究を続けました。

「人を信じ”にくい”人」は
物事を複雑に、高度な情報処理が出来る


じゃ「人を信じ”にくい”人」
「情報に敏感」なのでは?

つまり

「人を信じ”にくい”人」は
その人への「情報」を元に処理して
信頼するか・しないか
を決めるのではないか…

という仮説。


そこでこんな実験をしてみました。

初めて会う人に対して
◆ポジティブな情報が1個与えられる会話
ネガティブな情報が3個与えたれる会話

「その人に対しての信頼度」は
「大きく変わる」のではないか?


この実験結果では

「人を信じ”にくい”人」ほど、
情報が多くても
人を信じる傾向は「低い」という事でした。

つまり

情報が多くても
「その情報を元に処理して」
その人を信頼するか決めるということを
”していない”

という事がわかりました。


逆に

「人を信頼しやすい人」ほど
情報の多さに比例して
「その人を信じる傾向」が高い結果でした。


この実験では

単純な物事の判断をするとされる
「人を信じやすい人」ほど
情報を処理して
「信頼するか・しないか」を考えている

という結果になりました。

この本の中でこの実験を紹介し
さらに著者自身も、
本当にしつこいくらい
色んな実験をしました。

この言葉が全てを物語っています。

たかが一つの実験で結果が得られても
「たまたまそうなっただけ」という可能性があるからです。

次の章のタイトルが
「もう一度確かめてみよう」

そして
別の章では
「しつこく確かめてみよう」

もう先生の思う存分確かめて下さい…

って思いましたよw

▼結局、陽キャ最強説

そんなこんなで様々な実験結果を元に
先生はある結論を出しました。

人を信じない人は、いろんな人と関わる機会が少ないので
余計に人を信じられなくなる。
人と関わることが少ないと、
チャンスや自信にとっての「良い機会」がどんどん減っていく。

という事でした。

人を信じない人

人と協力することに対しての重要度が低い
(だって騙されるやん!という考え)

生きていく上で人と協力することがない
(だって人は自分を騙すから、という考え)

色んな人と関わることが少なくなっていく

「色んな考えがある」とう機会さえ失ってしまう
(騙すばっかりの人以外の人もいるということ)

知らない人との関かわりが少ないことで
「騙される」機会は少なくなる

自分にとってのチャンスや良い機会
そのものが少なくなる

人を信じる人

騙される経験はある
だからこそ
「騙されない為のフィルター」の
数を増やすことに繋がる

人を信じられる自分の判断の精度が高まるので、
信じる人が増える
(人との関わり合いが増える)

自分にとってのチャンスや良い機会に恵まれやすい


ということを言っています。

信じない方が、
考えが「凝り固まっていて」

結局は
自分にとって損な結果になる、という事です。


信頼するための判断基準を高める為に
どんどん人と関わっていこうぜ!

みたいな

結局小難しいこと書いている先生が
陽キャなパリピ先生に見てしまいました。

▼さいご

この本には今回紹介した他にも、
このタイトルにある

◆信頼社会と安心社会の違いについて

◆日本人は「他人の目」がないと
意外とアメリカ人よりシビアな行動をとる

といった
おもしろいことがたくさん書かれています。


読みやすくはないけど、
そこまで難しくない本です。

信じるか信じないかは、あなた次第です!

これが言いたかっただけw


いつも好き勝手かいているので、
見てくれたみなさんの
意見も聞いてみたいです。

コメントいただければ、
泣いて喜びます。

👉次に読むなら
マーケティングから見る2021年 今年は幸せになる人が多いよ
私は上位3%に入る人間です。

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