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新入社員研修にこれほど落ちこぼれた人はいないのではないかというほどの落ちこぼれの生き残り戦略。

講師になって実感したことだが、新入社員研修で苦労する新入社員は毎年いらっしゃる、けれど、私のようにどん底まで全然ついていけない方には会ったことがない、やはり、私の出来の悪さは、「際立っていた!」のだ。

いやあ、自慢にならないって。

今だったら、管理職とか人事とか集まって、

「おい、どうする?田中さんって人、大丈夫かね。
本採用していいんかね。
いや、研修期間中に辞めちゃうかもね。」

と3時間くらい会議しちゃうかもしれない。

怒られたり、なだめたり、すかしたりされながらも、結構、先輩たちが根気強く付き合ってくださり、私は私で、完全なる落ちこぼれなのに、毎日、元気に会社には通っていたのだから、そういう時代だったのだろう。

「配属先、ないですよ」と脅されたこともあったのだけれど、配属先はちゃんとあって、そこでも先輩に怒られたり、褒められたりしながらも講師としてデビューし、中堅、ベテランへとなっていった。

途中、専門分野をITからビジネススキルに変えて、今は、「キャリア」が一番得意だったりするが、扱う分野は変わったけれど、40年近く、講師を続けてきたのである。

そして、この「最大限に落ちこぼれた」とか「史上最大の落ちこぼれだった」(大げさではなく、想像を絶する落ちこぼれ度合いだったのだ)という経験自体が、キャリアコンサルタントとしても講師としてもVoicyのパーソナリティとしてもエッセイストとしても役立つのである。

もう十分、元とった!(そういう問題じゃない)

私が心掛けたことは、
「誰よりも細かくノートを取っておく」
(理解しているからではなく、理解できないので、ひたすら記録する)
ということ。

あとは、
「誰よりも、宇宙一、落ちこぼれだったこと」を利点とする、
であった。

具体的にはどうやって?は、Voicyで。

新入社員研修で苦労している方などに届けばいいな。


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