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少林寺拳法と僕(中編)

意外な「反対」者

前回僕が高校に入り、少林寺拳法部の部活動紹介で一気に引き込まれ、「初めて高校でやりたいこと」が見つかったまでの前編はこちら。

やっと高校生活の中で見つけた「一筋の光明」。
しかし、この体験入部の紙を書き、用意したが、まさかの反対にあう。

そう、まさかの「オカン(母親)」が反対したのだ。

「持病」への影響

反対された理由は、当時の僕の持病だった。
今はもう完治しているが、僕は小さいとき「てんかん」があった。

なにかあると、意識がプツンと切れて倒れる。
そうしょっちゅうではなかったが、やはり問題ではあった。

オカンは「病気があるのに、顔とか頭殴られたらどうするの?」と。

そう言われると、反対に「反対」できなかった。
しかし、どうしても諦められなかった僕は「体験入部だけさせてくれ」とお願いした。

それで顔とか頭を殴られるようなことがないかを確認するためにも。
(武道ですけどねえ、、、、)

そうして、どうにかどうにか体験入部だけさせてもらうことになった。

オカンの心配の元

やっとOKが出て、体験入部できることになった。
ルンルンで学校へいった。
こんな楽しい気持ちで学校にいったのは久しぶりだった。

放課後が待ち遠しいなか、やっと授業も終わり道場へ。
少林寺拳法部の道場は、校舎から一番遠くにある。

トタンづくり道場だ。
何をどうしたか、正直は覚えていない。
しかし、体験入部で得たことは、先輩たちのやさしさ想像したとおり少林寺拳法がやりたいと、さらに強く思えたことだけは覚えている。

そして、何よりも顧問の先生が素晴らしすぎたことだ。
部活では毎回先生の「説法」がある、その内容にも感動をしていた。

また、打撃系の乱取り(スパーリングのようなもの)はなく、頭部へのダメージもないことが分かった。
オカンの心配の元もない。

そのことを説明し、僕は正式に入部することになった。

位田隆久(いんでん たかひさ)先生が顧問の報徳学園少林寺拳法部に。

オカンの〇〇が心配の原因

さて、オカンが頭部へのダメージ=少林寺拳法となっていたのには、聞くとこういう理由があった。

「高校時代付き合っていた元カレが、少林寺拳法やってて毎日喧嘩ばっかりしていた」

オカンの中では「少林寺拳法」=「喧嘩三昧」となっていたようだ。

さてさて、ようやく少林寺拳法部に入部。
学校が毎日楽しい。
昼間の学校は「微熱が」と休んでも、放課後道場にはいる。
そんな生活がはじまった。

ようやく、次回から少林寺拳法の魅力について話をします。

→後編につづく




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