月の硬化症

月の硬化症についてのドキュメント番組を夢で見たことがあります。夢では、「月が硬化するとどんな症状が出るの?」と興味津々で見ていましたが、起きてから「そんな病気ないよな」と思ったわけです。月の硬化症の症状は、自らの意思で動くことができないようで、身体は十分に機能するけれど、母の支えがなければ何もできないようでした。真っ白な姿で、薄っすら表情が見えるけれど、母の意思によって生きているようでした。

物質の月に閉塞すると、実際の父母に閉塞し、自分を生きているつもりで父母の意思で生きています。物質の月への自己同一化を解き、物質の月から自由になると、より普遍的な自分が見えてきます。「月の硬化症」という言葉は、物質の月に閉塞した生き方のことのようです。

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