5を探そう

5の自己主張や自己表現をしようとしても、それが6に基づいているなら、環境を押し返すための自己主張になります。自己主張に「勝手をする」というような、ちょっとした否定的な印象を持ち、自己表現することに恥ずかしさを感じるのは、6に拘束されているからです。6が前提となり、環境や他者の目を無自覚に意識し、その目に支えられて自分が成り立っているなら、5は6を否定するものになります。

どんな家庭環境で、どんな幼少期を過ごそうと、子どもの頃には純粋に5をやっていたものです。日頃のストレスを解消するためでもない、家族や会社から逃れるためでもない、ごく自然な5が誰の中にもあります。子どもの頃、誰の目も気にせずただ楽しかったこと。それは頭を突き出し両手足を広げ、五感を新鮮に感じるような楽しさかもしれません。自分の中の5を探してみるのもいいですね。

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