父母に似ている自分

肉体の持つ癖こだわりというのは、実際の両親や育ての両親、環境から与えられたもので、星である本質的自己とは異なるものですが、だからと言って否定するものでもありません。肉体とエーテル体は相反する方向性、性質を持つからと言って、エーテル体が肉体を否定することはなく、つまり本質的自己が肉体の癖こだわりに嫌悪することはないということです。上から下りてきた本質的自己からすると、下から上がってくる肉体は自由に扱えるもので、否定より愛着が湧くものです。ですが、下から上がろうとする肉体を持った自分が、肉体の癖こだわりを見たとき、嫌悪したり否定したりすることはあるかもしれません。

自分の中の実際の父母を否定したくなったり、もう父母から自由になってるんだ、とイラつくなら、それは肉体に縛られた自分が肉体の癖こだわりを見ているということです。父母に似ている自分を嫌だと感じるなら、父母から自由になっているとは言えそうにありません。

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