見出し画像

【精神科病院】初入院の経緯

こんにちは、たななこんぶです。
今回は、なぜ精神科病院に入院することになったのか? についてお伝えしたいと思います。

笑えない、至って真面目なお話です。

1. 処方薬でODする

〈結論〉
処方された2週間分の薬を一気に飲んだ(OD, オーバードーズ)から。
ODするくらい死にたい(しんどい)気持ちが強かったから。

結論の通り、理由は簡単、
・私としては、薬を多量摂取して死んでしまいたいくらいしんどかったから、

・医療従事者側として、このまま放置しておくのは危険と判断し、身の安全の確保のために入院を奨めなければならなかったから、

です。

補足: 私なりのODと巷のOD

ちなみに、この時の私のODと、トー横などのように巷で取り上げられているODとを、
区別する注意書きをしておく必要があります。

どんなODも、命の危険を伴うので、見逃される行為ではありません。

しかしながら、私のODは小規模というべきか、巷のODと異なる点がありました。

①多量摂取した当時、「OD」という言葉を知らなかった

今でこそ「OD」、「若者間で問題になっている」と認知していますが、
当時の私はそれを検索した上で実行したのではありません。

偶然、死にたい気持ちが高まっている時に、“この薬全部飲んだら…?”という衝動に駆られたまでです。

②市販薬を購入すらしていない

巷で問題となっているODの特徴は、ドラッグストアをはしごして、風邪薬を大量購入→実行という点が挙げられると思います。

ですが私の場合、ドラッグストアすら行っておらず、病院で処方された量の薬しか手元にありませんでした。

①、②を留意した上で、読み進めていただきたいと思います。

2. 死にたい(しんどい)気持ち=悩み事山積み

当時の私は、母校の大学で事務補助をして働いていました。

私の初めての就労先で、さらに絞り込めばクローズド就労していました。

振り返れば、しんどい気持ちが徐々に増えていったと思います。

勤務して2日目。zoom会議にて。私の自己紹介より先に重要連絡事項のお知らせ。

職場の組織チームが来年度、組織改編されることを知らされました。

つまり、2日目にして、私の仕事がなくなるかもしれない、と告げられたのです。

そりゃあ不安になるでしょ!

どのように改編するのか、何も決まっていませんでした。

私は、事務の「補助」なので、中核から決定することを考えれば、最後の最後にどうするのか決められる立場でした。

それでも半年以上は普通にこなしていったと思います。

ところが時々、それが次第に頻繁に、大学の敷地内までは出かけても、自分のデスクに行けなくなりました。(他にも問題行動はたくさんありました)

“迷惑かけている”  そういう自覚がありました。

それがいつのまにか、「死ぬしかない」と思考が変化していったのですから恐ろしいものです。

3. 不安・抑うつは知っていたけれど

初診のクリニックでは、「混合性不安抑うつ障害」と診断されていました。

それが訳あって転院を繰り返すというエネルギー消耗、
前のクリニックで無理やり検査させられて挙げ句「発達障害」と言われる葛藤。

仕事以外の面でも悩みが尽きませんでした。

不安や抑うつから消えてしまいたいと思ったことはあったけど、実行した時は衝動そこものなので、
まさか本当にするなんて、と思うのが正直なところです。

4. 今回のまとめ

・小規模とはいえ、侮れないODをしたため入院となった
・その背景には、度重なる強いストレスがかかっていた
・ODをするとは本人も思っていなかった。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


たななこんぶ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?