仏ナンテール民事裁判所に裁判が移送されました

訴訟の件ですが、もう終わったのですか?とよく聞かれます。

嫌がらせと思える引き伸ばしにずっとあっていて、問題発覚から2年以上かかって、やっと、本格的にこれから、フランスで裁判が「始まる」という段階です。

(仏ナンテール民事裁判所で、訴訟を受理したことを、今週連絡が来ました)

裁判を始めるだけで2年以上かかるとすると、最終的にどれほどかかるのでしょうか(笑

そのような引き伸ばし策を駆使して、相手に諦めさせて、問題を隠蔽するのが、これが田根流なのかなと、感じるところです。具体的に、どのように引き伸ばすのか、将来同じ、被害にあうだろう人の、対策のために、ここに書いておきます。

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(下記、弁護士から聞いた私の理解ですので、最終的にはフランス法の専門家に確認ください)

<1 事実の隠蔽>

無断で引き渡し書面に偽のサインを書いてしまっても、黙っていれば、すぐにはわかりません。建築はそう言うものです、と言い始めます。人のサインを勝手にするのは建築の範疇ではなく犯罪だと思いますが。。。

<2 虚偽の法的解釈>

引き渡し書面にサインしたが、これは、法的に意味がないから、全く問題ないという説明をしはじめます。そうなのかなと堂々と説明されますが、そんなわけがない。弁護士とフランス法をこちらも理解しないと、騙されます。

<3 交渉の引き伸ばし>

問題があることを認めても、解決する意思がある、というそぶりを繰り返して、訴訟まで引き伸ばします。

こちらもむやみに裁判すると不利になるので、相手が引き伸ばしだと思っていても、これに応じることになります。

<4 パリ建築家協会での調停>

パリの建築家協会の契約雛形によると、裁判を実際に行うまで絵に、建築家協会にて、調停を行われ、これが成立しないというプロセスを経て、訴訟を行う、という契約になっています。

この調停の日程を調整するだけで数ヶ月経っていきます。
この時点で、すでに1年以上はかかっているでしょう。

<5 裁判の形式で異論を唱える>

裁判が初期的に開始しても、実際に、無断でサインしてるわけですから、(本人もメールで認めている)

裁判で不利だとおもっているのか、「内容」ではなく「形式」に対して異論を唱え、内容に踏み込む前に、裁判を長期化させます。

たとえば、私、田根氏、建築会社の3社合同で裁判をするか、私と田根氏、私と建築会社と2社別々の裁判にするかなどです。

1つの議論をするのに3ヶ月かかり、それで言い分が認められないと、また、別の形式を問題にして、また数ヶ月という形です。

<6 裁判所自体を変更することで時間を稼ぐ>

やっと裁判の「形式」の議論が終わり、「内容」の議論に入ろうとすると、今度は、その裁判所は本件を裁くのに適当だ、と言い始めます。

だったら、1番初めに言えばいいわけですが、これが田根流の引き伸ばしですので、ここで、裁判所が変更されます。

この変更するしない、でまた、数ヶ月経つことになります。。。

<7 ナンテール民事裁判所で裁判が受理される>

で、2年以上経ち、今週、ナンテール民事裁判に裁判が移送され受理された連絡がきました。やっと「内容」の裁判が始まりそうです。

が、きっと、今年も、やっぱり「形式」が不当だ、という主張を再開して、引き伸ばしが続くのでは?と思ってしまいます。

「ミスター引き伸ばし」田根さんには、そろそろ引き伸ばしは、やめてもらって自分は何も問題がないと、何か言いたいことがあるなら、正々堂々と、裁判で主張してほしいですね。

やましいことがあるから、引き伸ばしているのだと思いますが。。。

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