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ニッポン2021-2050とLINE Fukuoka

ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法を読みました。2020年といえばオリンピック、そこで日本がどのような日本を演出するのか、そこも重要だが、「その先」の日本に対しても明確なビジョンとそれに向けて現在の課題をどう解決していくのか、構想を持って行動していかなければならない。そんな内容の本ですが、LINEのSmart Cityの取り組み、そしてLINE Fukuokaの存在自体とも非常に関連性のある内容だと思いました。

テクノロジーは都市と地方を結ぶ最大の共通項

本の中で東京への人口の集中、逆に地方は過疎化が進んでいるという日本の課題に対して、テクノロジーが解決策であるとあげた上で、テクノロジーについて「テクノロジーは都市と地方を結ぶ最大の共通項」という言葉がありました。

テクノロジーというと都心部のイメージが強いものの、実はテクノロジーは地方の味方であるという話で、インターネットもスマホもYoutubeもLINEも日本では都市部に限らず全ての人がその恩恵をほぼ同じように受けています。人口減少、土地が余るなどといった状況はむしろテクノロジーを導入していくのに好条件で、地方再興の鍵はテクノロジーだと書いてあります。

LINE Smart Cityは地方再興のビジョン

LINEは上の話でいう「地方と都市の共通項」であると思います。LINE FukuokaではすでにLINE Smart Cityとして様々な取り組みをしていますが、その目指す世界は地方再興の1つのビジョンになり得ると思います。

波佐見陶器まつりへのキャッシュレス導入、それによるイベント後の顧客と継続的にコミュニケーションがとれる仕組みの構築など良い具体例で共通項であるLINEのテクノロジーは地方の再興に大きな鍵になると改めて感じました。

もっともっと大きな、そして具体的なビジョンを描いてそこに向けて街を動かす。ポイントはテクノロジーフレンドリーになれるかどうか。福岡は新しいもの好きな傾向があるようですが、それでもテクノロジーへの最初の嫌悪感はどことなくあると思います。広報としてそこをどう超えるかが自分のミッションと考えてます。

LINE Fukuokaの存在も地方再興のビジョン

そしてもう1つ、LINE Fukuokaの存在自体も地方再興のビジョンになり得ると考えています。LINE Fukuokaでは約1000名の社員が働いています。少々特殊な部類の地方ではありますが、まず、福岡という地方にこれだけの社員が働いてます。さらに面白いことが、福岡という地方から全員が世界をみていること。LINEがグローバルで展開するサービスだからということもありますが、当たり前のように福岡だけの話ではないし、東京をみているわけでもなく、世界に向けてWOWを提供すべく働いています。こういった企業が増えることも地方再興のビジョンになりうると思っています。

長々と書きましたが、そんな思いも込めてGW以降もLINE Fukuokaについて、働くみなさんについて、取り組みについて、色々な情報をお届けできたらと思っています。

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