見出し画像

プリペイド決済が潤滑なマーケティングを生み出している件

こんにちは、たんぐです。


最近、地元にスタバがオープンしたので
ちょっくら行ってみたんですけど
そこで新たな発見があったので共有します。



仕組みを解剖していくので、
マーケティングの勉強になるかなと思います。



先にネタバラシしておきますが、
新たな発見というのはプリペイドカードのことです。



スタバにはよく行くんですけど
プリペイドカードの存在は知りませんでした。



前の人が注文を終えてから
レジの店員さんに「プリペイドで!」
と言ってたので

え、そんなんあったん?
となりましたね。



プリペイド決済というのは
あらかじめチャージした金額だけが使える決済方法です。



前払いみたいなもんですね。
3000円チャージして2000円分の買い物をしたら
残金は1000円になる、みたいな感じです。



電車のPASMOやSuicaだったり、
セブンイレブンのnanacoなんかは
プリペイドカードの代表格です。



で、タイトルにもある通り
プリペイド決済はマーケティングを潤滑にします。



どういうことか?
というのをスタバを例にして解説していきますね。



スタバからすると
プリペイドカードにチャージされたお金は
顧客からの借金みたいなもんです。



3000円チャージした顧客がいるとすれば
商品は売れてないけど
3000円はスタバの手元に入ります。



つまり、プリペイドカードを使う人が増えるほど
キャッシュフロー問題を簡単に解決できます。



新規事業を展開したり、既存事業をスケールさせるときに
真っ先に懸念されるのが「いくらかかるか?」
という経費の部分です。



スタバのプリペイドチャージ額には有効期限があって
1年間で140億円ほどは期限切れになるそうです。


それだけのお金があれば
キャッシュフローに困ることもないし、
スタバはもはや金融業をしてるようなもんですよね。



裏側の仕組みはこんな感じで
スタバは収入の軸を”商品を売る”以外にも
確保しています。




プリペイド決済を導入してチャージ額を
新商品のプロモーション費用に充てたり、
シンプルに広告費に充てることもできます。



当然、この戦略は
スタバのように
固定客やファンを獲得しているのが前提です。



全然、リピーターがいなかったり
固定客もついてない状態で
「プリペイドカード始めました!使ってみてください!」
とか言っても、

「次も来るとは限らないし、まずはお試しだから
作らなくていっか」
ってなりますからね。



スタバは過去に広告を打ったのは1度だけで
集客はすべてオーガニックで行っています。



オーガニックというのは
既存顧客を大事にしたりだとか、
それに伴って起こる口コミによって
自然にお客さんが集まる、というもの。



リピーターを増やす戦略の延長線上で
先ほど話をしたプリペイドカードも選択肢として
出てくるわけです。



この話を友人にしたら
「じゃあスタバって借金踏み倒してるってこと?
なんかひどくない?」
と言ってましたが、


チャージ額に有効期限があることに同意して
プリペイドカードを作ってるわけなので
それで「スタバはひどい!」というのは
他責の念があまりにも強すぎると思いました。



少し話が逸れましたね。
戻します。



個人の少ないリソースでビジネスをするのであれば
スタバのように既存顧客を大事にしたり
いかにリピーターを作るか?の方が大事になってきます。



ガバっと集めて一気に売るのは
広告費をがっつり使い込める大手の戦略です。



「ビジネスするなら真似しろ!」
とよく言われますが、
真似する対象をミスったら取返しつきません。



しっかり裏側の仕組みまで分析したうえで
自分に適してるか?を考えていきましょう。



メルマガではもっと詳しくマーケティングについて
話しています。


興味がある方は
登録してみてください。
密かなプレゼントもあります。



それでは!




サポートお願いします!