【1分経済学】バスの遅れから考える機会費用
皆さん、こんばんは。
最近、自分で挽いた豆から作るコーヒーにはまっています。谷口です。
さて、本日は経済学部を卒業した私から、経済学の簡単な考え方について、お話をしようと思います。
そもそも経済学とは社会全般の経済活動を研究の対象とする学問です。
今回はそのなかでも「機会費用」についてお話をします。
機会費用とは
機会費用とは
一つのある選択肢をとったことで失われてしまう、その選択肢以外をとったときの利益
簡単な例を挙げますと、高卒で就職をした人と大卒で就職した人がいます。
18歳から22歳までの期間に限定しますと、
高卒・・・大学で得られる4年分の知識や教養
大卒・・・就職して得られる4年分の給料
だいぶ簡略化していますが、これらがそれぞれの機会費用となります。
今回はまさに私の身の回りで、その事を考える出来事がございました。
普段そこまでバスに乗ることがないのですが、そのバスが10分ほど遅れてやって来ました。
乗客のなかで、バスに乗るときに「10分も遅れているんですけど!!」と大声で怒鳴り、1分おきに「遅れんじゃねーよ」と声を荒げていました。
車内は何とも言えない空気になり、駅に到着してからも、車掌に「ふざけんじゃねーよ!」と吐き捨てて、バスを降りていきました。
そこで、私はそこまで時間にシビアな状況ならバスを使用しなければいいのに、と思ったものです。
バスの交通手段について
バスという交通手段について考えてみましょう。
バスのメリット
・料金が安い
・駅以外の場所にも停まる
バスのデメリット
・時間に5~10分ほどのズレがある
・たまに乗客から不快な思いを受ける
今回、終始文句を言っていたボンバーマン似の男性は、デメリットである時間のズレについて指摘していました。
しかし、これはバスという交通手段の特性を知っていれば、予想がつく話なのです。
他にも交通手段として、電車やタクシーなどがあります。
数ある選択肢のなかで、状況に応じて、最善のものを自分が選びとればいいだけの話なのです。
今回、その男性はこの「機会費用」の視点が、少し欠けていたのではないかと感じました。
上から目線でいかせていただきます。
選択肢のなかでメリットのみということはほとんど無いので、長所短所を見極めながら、状況に応じて、使い分けていきましょう。
※専門家の方から見て誤っていると思われる場合は、指摘して頂けると大変助かります。
私も勉強していきたいと思っております。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
みんなのフォトギャラリー、東洋子さんの写真をお借りしました。ありがとうございました。