【常識を疑う】セミの寿命は1週間じゃない?!
皆さん、こんばんは。谷口です。
まだセミの鳴く季節ではありませんが、夏を先取ってセミに関してお話をしていきます。
先日、何気なくYahoo!ニュースを見ていましたら、以下の記事を見つけました。
内容としては、岡山県に住む高校3年生が、セミの成虫の寿命が俗説である1週間ではなく、1ヵ月だということを独自の野外調査で証明し、それが評価され、「中四国地区生物系三学会合同大会」高校生の部で、最優秀賞をとったというものでした。
何気なく目にしたものでしたが、私はこれを目にしたお昼ごはんの最中、
とても感動していました。
インドカレー屋さんにいましたが、思わずナンを勢いよく引きちぎってしまいました。
私がものすごく心を動かされたのは、2つあります。
・セミの成虫の寿命が1週間という常識を疑った点
・地道な調査方法を重ねることで証明をした点
この高校生がセミの成虫の寿命が1週間であるという俗説に対して疑問を抱き、捕まえたセミに油性ペンで番号をつけてマーキング、そして再捕獲をすることで、その証明をしたということに心底感動したのです。
アインシュタインは
「常識とは18才までに積み上げられた先入観の堆積物にすぎない」という
言葉を残しています。
ただ、一度積み上がってしまった先入観を払拭するということは、そう簡単なことではないのです。
私も会社に入ってから丸三年が経ち、入社当時、疑問を抱いていたこと
(なぜこの仕組みなのだろうか、こうすればもっと上手くいくのではないか)があったのにも関わらず、今では飼い慣らされたワンちゃんに成り下がっています。
今回、改めて初心に帰り、楽な方に流れることへの歯止めをかけたいと思います。
戒めのためにも、しっかりと宣言していきたいと思います。
受賞した岡山県立笠岡高サイエンス部の3年、植松蒼さん、
本当におめでとうございます!
ますますのご活躍を勝手ながらご期待しております!
※元々、植松さんは2018年8月、クマバチに寄生する南方系の昆虫「ヒラズゲンセイ」を広島県内で初めて発見、生息域が西に拡大していることを証明しているすごい方でした!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
※みんなのフォトギャラリーより、pmpさんの画像を使用させていただきました。ありがとうございました。