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哲学とソロバン

以前、日本資本主義の父と言われる渋沢栄一氏が提唱した「論語と算盤」から学びました。
そのことからも感じることですが…
 
経営者には「哲学」が必要です。
 
哲学とは…
それぞれの分野を超えた広範囲な対象に関心を向け、「人間とは何か」「人はどう生きるべきか」といった人間の真実を究めていく。
人生・世界・宇宙・全存在の本質を論理的な思考・原理によって解き明かそうとする学問・・・
だそうです。
 
難しく感じるかもしれませんし、捉え方はあなたなりで大丈夫だと思います。
 
私は、経営者のこれまで経験したことから到達した物事の見方や捉え方・考え方といったことから「何のために」「誰のために」「どのように」といった理想や目的を持つということだと思っています。
 
それぞれがもつ世界観や人生観といってもいいのではないでしょうか。
 
哲学があるから理念やビジョンができ、またそれらの裏付けとなり説得力となります。
 
一方で「ソロバン」とは…
商売としての才覚だと捉えてもらえればと思います。
「儲ける」ために時流察知し様々な商品・サービスを考え、仕組み作りをする。
そして出た利益で新たなことに取り組む。
 
哲学とソロバンは、どちらも必要です。
 
哲学に偏り過ぎると…宗教と捉えられ…
ソロバンに偏り過ぎると…金の亡者と捉えられます。
 
これらは、人材育成にも反映されるようです。
 
経営者が意識する「哲学」と「ソロバン」が反映された教育が、社員さんの人生を左右するといっても過言ではないと言えます。
 
社員さんが、どんな思考で仕事に取り組めるか?
またどんな人生になるか?
は経営者であるあなた次第だと感じます。
 

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