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あえて、東京からはじめてみる

「こんなことできたらいいなぁ」と空想していても、いざ行動に起こすタイミングって、自分では推し量れないときがある。

何事も、一歩目を出すときの「気持ち」が大事だって、これまで生きてきて嫌というほど味わった。
焦っていたり、不安なときに動くとロクなことにならん(私の経験上)。
でも今回は、動き出す前から「きっと楽しいことになるぞ」という変な自信があったのだ。だって、一歩目を出す瞬間から、私の気持ちは朗らかなものだったから。


きっかけ

2カ月前にさかのぼる。
東京の友人とzoomでお喋りしていたのがキッカケだ。
「人と、直接会いたいよね。そんな場所をつくってみない?」というアイデアが出てきた。なんのサービス提供もしない、集客とか、お仕事的なものではなく、もっと個人的な集まりの場をつくってみよう。

そう言い合ったとき、率直に「楽しそう」と思った。同時に、私が集まり事をするときは、いつもコンテンツを用意していたなぁってことにも気づけた

私が「楽しそう」と思ったのは、何が起こるか、誰が来るのかわからない、その予定調和のなさだった。

遊びの延長なんだから、住んでいる関西ですぐにやっても良かったのかもしれない。でも、話が盛り上がった友人の住む東京で、一回目をやることが大切だった。一緒に楽しめる人とやりたい。
そして、近ごろ直接会えていなかった、東京に住む友人たちの顔が浮かんだ。会いたい。いま何を思ってる?
それを、話すだけじゃなくて、全身で感じたかった。

イベントというか

東京で居場所をつくると、どんな人がきて、何が起こるのか?
って想像したらワクワクしちゃったところからスタートしました😋

話したい人は話していいし、誰かの話しを聞いていてもいいし、1人で休んでても、寝てたっていい!
社会人としての立場や状況を脱いで、ゆるく自由に居られる場所です🏡
コンテンツ重視な世の中ですが、限りなく敷居の低い会となっております(笑)


一回目だし、まずは私が思い浮かんだ人をお誘いするため、最低限趣旨のわかるものをつくった。
特にバナーをつくってて思った。この「東京」の文字、色んな場所で変えてやりたい。

いかんせん、緊張感ゼロな集まりにしたかったので、場所探しに一番こだわった。会議室でもなく、ピカピカなレンタルスペースもなにか違う。
話したいときは話して、ちょっと休憩したいときは寝転がってもいい。そんな雰囲気のある、東京の場所ってどこだー!って(笑)

そうして見つけた。見つけちゃったのだ。
集まりが終わったらそのまま私も泊まれちゃう、東京だけれど「帰ってきた」ような落ち着く場所。

ここでやるんだって思えたら、ますますワクワクした。

エアビで探し当てた私の秘密基地
この部屋以外に広い屋上も使えるのだ


当日

どこから話そう?と思うくらい、もう全部が「やってよかった」なんだよな(笑)
15時~21時と、一応時間帯は決めてたものの、いつ来きても帰ってもいいスタンスにしていたので、結局終電ギリギリまで誰かしらがいて、そして、いつだっていい空間だった。

それぞれ持ち寄ってくれました

まず何が嬉しかったって、私が大好きな人同士が同じ空間にいて、みんなで話せることの幸福感たるや!!
来てくれた人と私は相思相愛なのだ、胸を張って言える。
それだけでも幸せなのに、目の前に何人も集まっちゃった!
言い方を変えると「私のために来てくれた」だ。
それを素直に「ありがとう」と言える私になれて良かった。

話す内容が決まってないから、本当に色んな話しができた。
何に役に立つとかわからないし、次の日に全部忘れてるかもしれない。でも、自分達の「いま」を共有できたことで、距離とか頻度関係なく、「同じ世界を生きてるね」っていう感覚がすごくした。

例えていうなら、年に数回しかない親戚の集まりみたいな(笑)
そこで会って、近況報告して、また季節が巡ったら会って。
お祝い事があれば一緒に喜んで、何か困ったことがあれば助ける。
血縁とか、肩書も関係ない。私がしたかったのは、こういう深い繋がりをつくることだったんだ。

人の縁は、もっと柔軟に、自由に、どこまでもつながっていく。
コミュニティをつくらなくったっていい。形がないからこそ、「思い」だけで広がっていくものだから。

それが、妄想から確信に変わった。東京の休憩所 第一回目でした。


次は、私が住んでいる関西でやります。場所は京都!

他の場所でもやってみたいなと思ってます。
ピンときた人はお声がけくださいまし!


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