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月刊 谷尻誠

建築家(suppose design office 代表)、起業家。 tecture、絶景不動産、TECTURE、DAICHI、Yado などの法人を経営。 古郷三次では、もちの… もっと読む
遊びと仕事を同居させながら楽しく働き、クリエイティブにビジネスをしていく方法をお伝えしていきます。… もっと詳しく
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運営しているクリエイター

#設計

新しい会社

また一つ、新たな事業を立ち上げる予兆があった。 主に、土地やビル、マンションの売買を扱う…

価値の上がる物件とは

上記の写真は僕たちがリノベーションさせて頂いたマンションだけど、御施主さんの仕事の都合で…

辞めるのつづき

前回、Xを辞める話をかいたけど、次に辞めることについて書いた。

SUPPOSE新社屋【猫屋町ビルヂング】

カフェのある設計事務所。 若い頃、そんな空間に憧れていた。 建築やアート、カルチャーの本を…

“届ける”をないがしろにしない

建築業界やモノづくりをしている人たちは、「いいモノさえつくっていれば、大丈夫」という感覚…

自然から遠ざかると病気に近づく

現在の文明は、自然と離れるために進んできたように感じる。 自然とは、海や山、川、緑…だけ…

SUPPOSEとスタッフへの想い

昨夜、11頃にスタッフと食事しながら翌週のコンペについて話し合っていた。 その時、ふと「昔みたいだ」とノスタルジックな気分になった。 ぼくが20~30代の頃は、毎日スタッフと膝を突き合わせて仕事をしていた。 朝から夜中まで働いて、深夜営業している中華料理屋に行き、ビールとチャーハンを食べて帰り、翌朝8時に起きて出社して…といった日々が続いていた。 四六時中スタッフと共に過ごし、建築のことをああでもないこうでもないと語り合った。 同じ体験を共有すると、熱量は伝わりやすい。 共

オリジナルとは

「谷尻誠にとってオリジナルとは」 先日、そのような質問を受けた。 クリエイターは常に“オリ…

好きなことができるようになった背景の20年

コロナ以降、スタッフを増やすことより組織としての質を高めることに時間をかけてきた。 人類…

新しいラグジュアリー

“ラグジュアリーな空間”とは何だろう。 大理石が張られ、高級家具が並び、インパクトのある…

新しいスクールをはじめる

「仕事の上で悩みがある」 「今、〇〇という仕事をしているが、いつかは●●のような仕事をし…

没頭力

先日、取材を受けていてこんなことを言われた。「これから建築家を目指す若い人にメッセージを…

不動産の探し方

よくどうやって土地を探しているのかと聞かれるのですが、不動産業者さんがみるREINSというの…

空気を設計する

コロナウィルスが世界を襲い、日本でも緊急事態宣言が発令されてから2年半が経つ。 外出ができなくなり、人と会えない生活が続いた。 この間に、世の中全体のエネルギーが減ったような気がする。 若い人でも、慢性的な倦怠感を抱いたり、うつ病にかかる人が増えたと聞く。 ぼくも一時的にコロナ禍の影響によって元気がなくなったときも一瞬あったが、すぐに回復した。もっと言えば、以前より健やかな状態になっている。 もしかすると、そこには“移動距離”が関わっているのかもしれない。