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世の中、金とエロだよな、不倫もな。

世の中、金とエロなんである。きれいごとを言ってはならない。金とエロ、エロと金、それなんです。

例えばですよ、道端にいる占い師が「これこれそこの道行く人。あなたの1年後のパンツの色を占ってあげましょうぞ」と聞く。そんなの、知りたくないじゃないですか。百歩譲ってパンツの色をその占い師に聞いたとして、「1年後は主にイエローのパンツを履いていますな。3000円になります」と言われても、お金を払いたくないじゃないですか。

でも、道端にいる占い師が「これこれそこの道行く人。あなたの1年後の仕事運を占ってあげましょうぞ」と聞く。仕事運というのは即ち年収のことであります。少し興味を抱きませんか? どれくらい稼げる人間になっているのだらうと思い、聞いてみる。「1年後は業績抜群商売繁盛また繁盛、末は社長か会長か、それとも〇リーメ〇ソンか。まあ年収は今の倍は堅いですナ」と言われる。すると、3000円どころか5000円でも10000円でも払いたくなる。

まあ、実際そんな風には言われないとしてでも、金は生きる上で優先順位が非常に高く、それそのものが力を示すのであります。これはエロも同じです。エロといってしまうと俗らしく感じてしまいますが、人間の生きる価値は崇高なる性交の成功の果ての人類の繁栄と進化に集結いたします。つまり生物本来の力の強さがそこにある。

金とエロ、それは力である。本能を刺激する、バイブレートなパワー!

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