コラム「久しぶりのひとり旅で思うこと」
今日は1人で鳴子温泉に来た。私は生まれ育ったところに近い鳴子温泉がすごく好き。
小学生の娘の反抗期になかなか苦戦していて、最近、1人でゆっくりする時間がなかった。
宿泊施設の予約は、明け方に思い切って入れてみた。リュックに荷物を詰めている時がすごく楽しいと思う。準備からワクワクした。
鳴子温泉までは、仙台駅の次は、小牛田駅まで行く。小牛田駅からは陸羽東線という山形県まで向かう列車に乗る。
私はこの陸羽東線の車窓から見える景色が好き。
田園風景と、どこまでも高くて澄んだ空、奥羽山脈、すごくきれい。
着いてからホテルにチェックインして、それから
「滝乃湯」という公衆浴場に行く。
いつも滝乃湯の番頭のおばあちゃんは少し塩対応だなと感じていたけど、次行ったら話しかけてみようと思っていた。だから、話しかけた。話しかけたら思っていたより優しくて少しホッとした。
それから、次も「早稲田桟敷湯」という銭湯へ向かう。ここでは、大浴場も良いのだけど、貸切露天風呂が最高!今日はひとりで満喫した!音楽を聴いたり、聴く小説をBGMにして、青空を仰いだ。
あとは、ひとりでぶらぶらした。かき氷を食べたり、お店の人たちとの会話を楽しんだ。それがすごく気分転換になった。
宿泊したホテルも、すごく親切だった。
明日は朝早く起きて散歩したりしたい。
すごく気分転換した。「自分の機嫌をとる」という事、みんな忘れがちだと改めて感じた。
いくら休憩しようと思っても、日常生活の中に埋もれると、思い切った休暇は取れなかったりする。
思い立って行動をすることの大切さをまた理解した。
進むだけではなく、時々は立ち止まり、整えながら毎日暮らす。
心も身体も休息はとったほうが良い、それからいつもと違う環境、些細な事だけで随分と前に進めるものだ。
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