仮想通貨、ICO、アフリカ、中国語、山川草木悉皆成仏

個人的には最近テックやベンチャーからは距離を置いて、文化や芸術の世界に少しずつ自分の身を置くようにしている。が、それでも関心があるのはブロックチェーンである。

と言っても「次はブロックチェーンや!一儲けしたろ!」みたいな関心はない。

文化や芸術と言ったが、昨年から太宰府に関われる機会をいただいていて、こういう歴史や文化のある地域に、より弾力があり豊かな経済圏にしていくために、ブロックチェーンが活用できる余地があるんじゃないかと思っている。

ベンチマークと言えるかなと思うのは、元鎌倉投信の新井さんらが取り組まれているeumoの取り組みと、そんな話をしていたら昨日教えてもらった西粟倉村の取り組みである。

まあ、ブロックチェーンというより仮想通貨か。

一方で国外でも興味深く見ているのが、ベネズエラ。とんでもない混乱状況が続いているが、自国通貨が信頼できなくてビットコイン買うみたいなことが起きている模様。

アフリカにも関心があって今後アフリカがらみのことをしようと色々準備しているのだけれど、アフリカでも自国通貨ではなく仮想通貨が力を持つような場面はあるのではなかろうかと思っている。

紛争も以前よりはおさまってきているアフリカがこれから社会を作るにあたり、願わくばこういった技術が貢献できたらと思っている。

社会制度作りの思想の面では、日本が貢献できることってまるでないだろうなと思っている。こういうのを考えるのはヨーロッパ人が得意だ。なにせ人権思想を生み出した地域である。GDPRを生み出したEUはさすがだと思っている。日本のビジネスパーソンの多くはGDPRについて、ビジネスに制約を生み出す鬱陶しいルールくらいにしか思ってないのではないかと思わされてしまう。アフリカの社会制度作りにおいて貢献するのはヨーロッパだろう。

こういう思想を社会制度に結晶化するための知的機能がちゃんと存在することが羨ましい。GDPRを生み出したのがどういう人たちなのかはちゃんと知りたいと思っている。そういう意味では、日本はこうした思想検討をするためのまともなリベラル政党が崩壊してしまっているのは大きいのだろうな。

金銭面・ビジネス面においては、今や貢献するのは中国であり、日本ができることではないと思っている。中国は今アフリカでせっせと中国語教育を拡げている。アフリカ関連のビジネスをやるにあたって、実は最近中国語を勉強している。

日本が貢献できるのは、日本の思想の原理。梅原猛さんではないが、草木国土悉皆成仏のような、西洋の人間中心主義ではないもの。能や茶道にあらわれるもの。共存の思想。

アニミズム的ライフスタイルに関わりの深いアフリカと、この日本の思想原理はつながりうると考えている。

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