ただいま束の間の無職中である（自己紹介にも書きました）。

働いていない「違和感」

6月末で退職して無事（？）「待機期間」なるものを経て、つい先週から私の求職活動が解禁された。
会社都合退職のため失業手当も自己都合退職より全然早くいただける。大変ありがたい。
そのため本来焦る必要はないのだが、
「仕事せず家にいる状態」
「仕事探しもせず家にいる状態」
もう、なんていうか、この状況が全く持って平然としていられない。体の中からウネウネした何かが湧き出て体中に絡みついてがんじがらめになっている感覚だった。

6月の有給消化中もそうだった。
自分のやりたい事をきちんと整理して棚卸をしていた時期だが、

「早く仕事探さなくていいかしら、私こんなのんびりした感じで大丈夫かしら」

1人勝手にソワソワして、ドキドキして、このまま行くと遂には手が震え始めて完全にアルコール依存症の方々と同じように断酒会ならぬ「断暇会」みたいなものに通わなければならないのではと思った（そんな会はないです）。

解禁を待つ、ついにその日を迎えた

自分の希望に合う仕事を見つけてしまったらすぐに応募したくなってしまうので、
あくまで待機期間までは仕事探しも含め、求職活動は根詰めてやらないようにしていた。

応募するのはいいが、まずは自分自身の棚卸が最優先で、自分のやりたい事やできる事、したくない事できない事を明確にしておかないと、自分軸がブレる。
そんな状況で応募しても、恐らく見透かされて落とされるだろうな、と思ったのもある。
だし、今改めて思うと、そもそも応募先の企業に対して失礼な話すぎて、こんな私は酷い奴だと反省する。

ゆっくり本を読んだり（今思えばこんな時間なかった・・・）こうしてnoteを始めたりして過ごし、ついに7月を迎えた。
保険の任意継続
国民年金
ハローワークで失業保険の申請
一気にこれらを進めて、ついに冒頭の解禁日を迎えたのだ。

年齢が阻む壁

私が焦って手が震えてしまう（震えてません）くらいの状態になるのは、
仕事をしていない状態に心が追いつかないのもあったが、
自分の年齢も大きく起因している。

まだ40歳になりたての頃、年上の友人に言われた事がある。
40ならまだまだ転職できるけど、私みたいに45過ぎたら一気に採用されづらくなるよ～

実は、7月の上旬で私は誕生日を迎え、45歳を過ぎてしまうという暗雲立ち込める状況だった。
今まではどんなに歳を取ろうが「誕生日おめでとーう！いやっほーーい！」状態だったのだが、今年ほど自分の誕生日が来るタイミングを恨めしく思ったことはなかった。

嗚呼、採用されづらひ「45歳線」を超えてしまふ・・・とちょっと古語っぽく呟いてしまった。
でもさすがに誕生日はずらせないし、何なら退職のタイミングをずらせって話なのだが、まあ仕方ない。

求職サイトを見ると、
「20代・30代活躍中！」とか
「第二新卒歓迎！」とかキラキラしたパワーワードが並んでいる。

こういう場合、間違いなくその年代を企業は求めているわけで、書類で確実に落とされるのは目に見えている。
無駄な相撲は取りません・・・という訳で、そういった企業は全て対象から外し、
「30代・40代・50代活躍中！」
といった文句を掲げている「私のためにあるような企業」を探す。
私がやりたい仕事は、ありがたい事にこの文句で見つける事ができた。
（確かに、やりたい事のいくつかはキラキラパワーワードにより阻まれたけれど）

ちなみに、書く事に関係する仕事も2社ほど書類を送ってみたけれど、もちろん落とされた。
（そもそも経験年数が浅くて実績もほぼない人間、しかも45過ぎた人間を雇うなんて、もし自分が雇う側、人事側だったら絶対書類で落とすだろう）

強がりと開き直り、そして今

年齢に関して言及していない会社へ応募しても、書類で落とされたりもした。
書類だけで落とすなんて、私を見ないで書類で落とすなんて絶対損してるわ！
と強がってみても、秒でその強がりも終わる。やはり落とされるのは精神的に辛いものだ。

このまま仕事、決まらなかったらどうしよう・・・と、夜中に思いつめてしまったのだが、
翌朝になってよくよく考えると、まだ求職活動を初めて10日くらいしか経っていない事に気づいた。
私のこのせっかちっぷりはどうにかならないだろうかと本気で頭を抱えた。
でも、まだ10日じゃん、全然焦らなくていいＪＡＮ！と完全に開き直ってしまった。質がいいのか悪いのか、よく分からない。

そして、捨てる神あれば拾う神ありで、ありがたい事に近々面接へ進める会社がいくつかある。
私はこのチャンスを絶対に逃すまいと今、必死に面接対策をしている。
っていうか、面接って何聞かれるの？くらい久しぶりすぎて、ネットで色々調べた。

ほほう・・・
読めば読むほど考えて準備しなければならない事が多い。
「面接までいけばもう安泰」みたいなどーしよーもない思考が頭の中を支配していた事に気づいた。私はアホなのか。脳みそが既に後退している。

という訳で、今はその準備に私は猛烈に勤しんでいる。
今後、良い報告ができる事を私自身が一番望んでいる。