USトップVCが投資した注目のスタートアップ解説10選【2019年7月下旬】

1.Substack:メルマガ配信プラットフォーム

時価評価$48.65M

概要:メルマガ配信者のためプラットフォーム。メルマガの制作/配信/課金までを行うことが可能。
課金を行う際には10%が手数料としてSubstackに支払われるビジネスモデル。
現在の主なユーザーはジャーナリスト、作家、ブロガーなど。
現在5万人の有料購読者が利用しており急速にプラットフォームとして成長している。

2.Hipcamp:キャンプ場版Airbnb

概要:キャンプ好きがキャンプ場を検索し予約できるプラットフォーム。キャンプ場は農場主、牧場主やワインの醸造家などが提供しており、土地を貸し出すことで彼らはAirbnbと同じように収益を得ることが可能。
現在30万件以上のキャンプ場が掲載されており、アメリカのミレニアル世代を中心に急速にユーザー数を増やし成長している。

3.Webflow:ドラッグ&ドロップでレスポンシブWebサイトが構築できるサービス

概要:コードを書くことなく、様々なデバイスに対応可能なサイトを設計、構築、公開が可能なサービス。
サイトの構築自体は無料でも可能、有料化することでサイトの公開が可能。最もライトなプランで$12/月で利用することができる。
Wordpressと比較しより柔軟なデザインが可能で、親切なサポートが評価されている。Adobe、DellやNASA等で利用されている。

4.Benchling:生命科学研究者のためのコラボレーションツール

抗体、細胞治療、遺伝子治療など6つの分野に特化した専用の研究ツールがクラウド上で提供されており、研究者はこれまでより効率よく研究を進めることが可能。
実験プロセスや結果の記録が用意にでき、必要な分析環境の構築や分析の実行ができるプラットフォームを提供している。
世界中で17万以上のユーザーが利用している。

5.NUGGS:ヴィーガンチキンナゲット製造

柔らかくジューシーなナゲットを豆から製造している。通常のチキンナゲットよりも高タンパク、低カロリーでコレステロールフリーなナゲットを独自の技術で製造している。
価格は40個入りで$24。現在はアメリカ国内のみの郵送に対応している。

6.truework:雇用情報の管理/第三者提供プラットフォーム

時価総額:$28M

概要:ローンの申し込み等で在籍証明書や収入証明が必要な際に、自身が許可することで自身の証明情報がシームレスにローンの検証者に提供されるサービス。
企業の人事は証明書の発行の工数を削減でき、セキュアな環境で雇用情報の管理を行うことができ、被雇用者も簡単に自身の情報を第三者に提供することができる。

7.Ascend:ビッグデータのワークフロー構築/管理プラットフォーム

時価総額:$23M

ビッグデータの処理を行うための環境やプロセスの構築をより簡単に行うためのプラットフォーム。インフラやデータパイプラインの構築、運用の工数削減が可能。データエンジニアを雇用することなく、ビッグデータをビジネスに活用するワークフローの構築が可能となる。

8.Drip Capital:輸出業SMB向けのファクタリングサービス

時価総額:$125M

概要:国外に商品を提供するSMB向けに配送と同時に資金を提供を行うサービス。輸出業務においては商品を配送後、商品が顧客に届き実際に支払いがあるまで数ヶ月を要する。Drip Captitalを利用することで事前に支払額の80%をDripCapitalから受け取ることができ、資金繰りが困難なSMBが煩わしい手続きなしにキャッシュを手に入れ業務を遂行できる。

9.Bulletin:卸売りのためマーケットプレース

概要:小売業者とブランドをマッチングさせるマーケットプレース。
小売業者はサイトから流行のブランド(洋服、アクセサリー、美容用品 etc)を探し、自店舗で取り扱うことができる。60日以内にその商品が売れない場合は無償で返品することができる。
ブランドは自身の商品を掲載し小売業者に売り込むごとができ、リアルの店舗で販売するチャネルを広げることができる。売り上げの5%が手数料としてBulltinに支払われる。

10.DUST IDENTITY: ダイヤモンドを活用した認証タグ

概要:ダイヤモンドを活用しあらゆる物体にプリント可能な認証タグシステム。低コストで複製不可能かつ耐久性があり小さなマークをプリントすることが可能。バーコードリーダーに近い機器でそのマークを読みことでデジタルに記録を管理することができる。





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