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忘れないという些細な抵抗

ここ最近は朝起きた時につらさのピークが訪れる。4時くらいに目が覚めて胸がドキドキしはじめて、二度寝も出来ずに一日がはじまる。本当に最低な気分。まめに体調メモをつけていてわかったこと。朝この最悪にのまれて寝床から出ないと、夜までこの最悪は続く、在宅勤務の日は大体そう。無理にでも出社をしたり、外の日を浴びると多少はマシになることもある。

双極性障害だと診断されてから思うこと。自分はいつからこの病気だったんだろうか。振り返ってみると、高校生の時に大きく気分が落ち込んで一学期をまるっと休んだ。大学生の時にも理由もなく塞ぎこみ、学内のカウンセリングに駆け込んだ。25歳で慣れない仕事と父親の大病が重なり休職をした。そこからは年に一度くらいのペースで憂鬱になる時期が続いている。こうして文字にすると病気の傾向は明らかなのに、冬季の鬱状態はよくあることだと軽視をしていた。つらい時は抗不安剤を飲んでその日を切り抜けるような、その場しのぎを続けていた。そんなこんなで症状が悪化してしまったのかもしれないな、とても後悔している。

また、人生の中で少なくない時間を憂鬱に過ごしているのに、自分が描く自分のイメージは前向きで活力に満ちているのも健全ではないように思えてくる。元気な自分こそが本当の自分だと信じたかったのかもしれない!でもどこまでが病気の影響で、どこまでが本当の自分かを考えてしまうとドツボにはまりそうだ。今はつらい時の自分を忘れないようにする、記録に残す、ということだけに努める。

ゴミに出されるクマのぬいぐるみ



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