25歳の時の日記を読んでいる。当時もメンタルの調子が悪く休職をしていた。周囲の人には言えない弱音を吐き出したくて藁にも縋る思いでブログを書いていたとき。昔の記録が何かの手がかりになる気がして何度も読み返している。
振り返ると高校生の時も25歳の時も憂鬱な時期と環境の変化が重なって耐えられなかった。自分は思ったよりも環境や人間関係の変化に弱いのかもしれない。まだここから10年は経っていないけど、今も同じような状況にいる。また過去の自分と同じようなことでつまづいている、一生懸命歩いてきたけれど、結局は同じ場所を円を描いて戻ってきただけな気がして落ち込んでしまう。でもそんな時はその道のりが円ではなくて、螺旋だと願う。一方から見たら同じ場所を回っているように見えても、螺旋ならきっと上か下には伸びていく。そう考えると今いる場所は昔と全く同じではないと思えるような気がして。この螺旋の例えは『リトル・フォレスト』という漫画の受け売りなのだが、苦しい時には頭にこのイメージが浮かぶ。先の自分が全ての問題を解決するのは難しいだろう、おそらく今後も何度も同じことを繰り返すと思う。だけどその時も螺旋のイメージを忘れずにいられるように、こうして書き残しておきたい。