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読書感想:さかなクンの一魚一会〜まいにち夢中な人生!〜


父に借りた一冊。

あらすじ

東京都出身。館山市在住。東京海洋大学客員准教授、名誉博士。
大好きなことを見つけて、夢中になることの強さ、尊さ、輝きが詰まった、さかなクンの初の自叙伝。
家族やまわりの人に温かく見守られ、応援されて「好き!」をつらぬきとおせたさかなクン。
ときに挫折をあじわいつつも、幼いころから大好きだった絵とお魚の力で未来を切り開く!
自らの生い立ちから、学生時代、そして現在まで。お魚や生きものたちとの出合い、友人たちとの出会いをたっぷり語ります。2022年夏に公開予定の映画「さかなのこ」の原作となった作品です。

講談社BOOK倶楽部より


さかなクンのことは多くの人が知っていると思うけれど、


何故テレビに出るようになったのか?
学歴は?


など謎が多い部分がある。


私も読むまでは
オモシロお兄さんという印象だったので


その人生に驚いた。


この本は子供向けに漢字にフリガナもついているのでどの世代にもオススメできる。

短い文章でさかなクンの人生が書いてあるので
早い人で1日あれば読めちゃう分量だと思う。


「好き」を貫くこと
好きなことを認め、のばしてくれる周囲の環境

がさかなクンにはあったのかなと思った。


挫折を経験し、魚から離れる機会もあったと思うのに諦めない姿は、色々なことを諦めてしまった自分の人生と比べて胸が痛かった。
子供の頃この本を読んでいたら自分の人生も変わったかもしれないな、
と思うくらい学びとインパクトのある人生。

あと、底抜けに明るいポジティブなお兄さんだと思ったら
ちゃんと落ち込むこともあって安心した笑

人間だった!

周囲の環境でいうと、さかなクン形成にはお母さんの存在が大きい。
もしも自分の子供が勉強に手がつかなくなるくらい魚に夢中になっていたら「勉強しなさい」と口うるさく言うと思うので
さかなクンのお母さんは寛大だなあと関心した。


この本は映画化もしているので近々映画も観たいと思う。

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