みなさんこんにちは！

脳科学ナビゲーターのたぬさんです。

皆さんは効率的に仕事に取り組むために

どのような工夫をされているでしょうか？

自身に適した作業環境作り、休憩の取り方、時間管理術

色々なアプローチがあるかと思います。

ただし、良かれと思ってやっていることでも

脳にとっては逆効果なことがあるかもしれません。

今回はそんなやりがちですが

実は脳にとってNGな行動を３つ紹介したいと思います。

あてはまる内容があれば

その行動を変えるだけで

仕事の効率が上がり

業績アップや残業ゼロに繋がっていくと思います。

是非参考にしてください。

このnoteでは、人生に役立つ脳科学の情報を日々お届けしています。

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【脳のために改善すべき３つの習慣】

さて、仕事のために良かれと思ってやりがちですが

実は脳のためにはNGば３つの習慣をご紹介します。

どれも簡単に改善できるものですので

積極的に活用して頂ければと思います。

まず一つ目は

1  朝のテレビニュースを見る

朝はその日の情報を仕入れるために

ニュース番組を見ている方は多いのではないでしょうか？

でも、テレビのニュース番組を見ることで

記憶力が低下する可能性があります。

その理由はテレビのニュースは

ネガティブ（犯罪や将来を不安視する内容）なトピックが多いためです。

何故、ネガティブなトピックが多いと記憶力が低下しまうのか

順を追ってご説明します。

まず２つのキーワードがあります。

一つがミラーニューロン

二つ目が内側前頭前野です。

まずはミラーニューロンについて

ミラーニューロンとは

他人の行動をあたかも自分が行ったかのように感じる機能を持った神経細胞です。

おおらかな人を見ると自分も気持ちがゆったりしたり、逆に怒りっぽい人の近くにいると自分の気性も荒くなったりします。

このことから、他者への共感に大きな役割を持っていると考えられているのが

ミラーニューロンです。

次に内側前頭前野とは、

これは自分の感情に対して良し悪しの評価を下している部分です。

内側前頭前野が自分の感情に対して「悪い思い」と判断すると

ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。

ストレスホルモンと聞くと悪いだけのように聞こえますが

コルチゾールは血圧のコントロール等を行なっている

生きるために必要不可欠なホルモンです。

ですが、過剰に分泌されてしまうと

記憶を司る「海馬」を萎縮させることがわかっております。

つまり、コルチゾールが大量に出ることで

記憶力の低下に繋がってしまうのです。

そしてミラーニューロンと内側前頭前野の働きを組み合わせると

下記のような流れになります。

ⅰ ネガティブなニュースを見る

ⅱ ミラーニューロンにより、ニュースを見ている人もネガティブな感情が生まれる

ⅲ ネガティブな感情が生まれたことで内側前頭前野がストレスホルモンを出す

この流れが積み重なる事で

コルチゾールが必要以上に分泌され

記憶力の低下に繋がります。

とはいえお仕事の都合から

ニュースを見ないわけにはいかない

という方もいらっしゃるでしょう。

そういう方は、なるべく新聞やニュースサイト（アプリ）を使う事をお勧めします。

何故かと言うと

新聞やニュースサイト（アプリ）であれば

自身が得たい情報を主体的に検索して探すことができるので

見るつもりのない情報にアクセスする可能性を減らすことができるからです。

一回ネガティブなニュースを見たからといって

有意な差が生まれることはないですが

毎日の積み重ねとなると、徐々にその影響は大きくなりますので

ニュースへの接し方は普段から注意することが吉です。

また、今の時代は記憶は全て機械に任せて

人間は創造する作業に注力すれば良いから

記憶力が弱っても構わない。

そんな意見も聞いたりもします。

しかし、アイデアとは脳の中にある情報を組み合わせて作り出されます。

なのでクリエイティブな仕事をするためには

やはり記憶力を高めることが必要なのです。

なので、ネガティブなニュースとの関わりをなるべく減らすことで

海馬の萎縮を阻止することができれば

記憶力の低下を防ぐだけではなく

クリエイティビティを保つことにも繋がるのです。

記憶力とクリエイティビティという二つの能力は

およそどんな仕事をするにしても

求められる能力ではないでしょうか。

今後の社会は変化の激しい流動的な環境になると言われているだけに

それらのような根幹の力を持っていることが

活躍し続けるために重要な能力かと思います。

普段、なんとなくテレビのニュースを見ていた方は

情報への接し方を見直してみてはいかがでしょうか？

お次に二つ目