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会社のストーリーに寄与しない小型開発の価値を検証する

こんにちは。STORES 株式会社にてプロダクトマネージャーをしているtanukinです。 STORES 株式会社では STORES Advent Calendar 2023 を展開しており、その中の12/05(火)分の記事となります。 課題提起会社としてプロダクト開発をやっている以上、開発するものは会社の語るストーリーの影響を受けます。 多くの場合、会社が語るストーリーは大きくなりがちで(そうでなければ`会社`という単位でやる意味がないので)、伴い作り上げるもののスケール

    • 抽象化を進めモデルを積み上げる

      またしばらく放置してしまった。 書くか〜と思ってたのに気がついたらコントローラー握ってる日々。おかしいですね…一体何があったのでしょう…。 近年は抽象化とモデルの積み上げが重要だと感じることが多く、この辺りの思考をまとめておきたい。めっちゃふわっとしたnoteになりそうな予感がする。 (それはそれとしてnoteのサムネ設定、ちょうどいいのが無さすぎるな…) ソフトウェアにおける抽象化 抽象化とはなんぞや もう並んでる文言がフワフワやん。 とは思いつつ書き進める。 ソフト

      • 波乗りソフトウェア

        先日Microsoftがデスクトップ版アプリケーションとしてのIE11のサポートを2022年6月に終了する旨を発表した。 これにより未だにIE11を規定ブラウザとしている企業は何らかのブラウザ変更対応を行わざるを得なくなった。 多くの企業(主に大企業が多いと思われるが)はサービスベンダーに対して「うちはIEしか使えないからちゃんとIEサポートしてね」など宣ってきたが、そうも言ってられない状態になってきている。 サービスベンダー側の人間からするとIEのようなレガシーなプラット

        • ソフトウェア開発組織の構造を考える

          ソフトウェア開発における組織構造のあり方について真面目に考える。 いわゆる開発組織だけでなくその周辺(営業・マーケ・CS・経営・管理 etc…)も含めて考えたい。 またこの記事は自社運営ソフトウェアの開発・提供を行なっている組織(いわゆるSaaS事業か)を前提として考える。エンジニア派遣や受託開発を行なっている組織では全く異なると思われる。 ※現段階での個人の見解で今後大幅に変更される可能性があります。 ## 前提 ### 市場環境の不確実性 組織構造の前提として現行の市

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