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AかBか迷ったら、苦手な方を取る

・5年前の会社で上司との面談で言われた言葉
・「AかBか迷ったら、苦手な方を取る」

当時の面談用紙に書いたメモ

・この言葉があったので苦手だと思う人でも、苦手だと思う環境でも、苦手だと思う仕事でも取り組み続けた
・上司のこの言葉の意図は「苦手な事を少しでもできるようにして、できることが増えていけば、何も怖くなくなる」という成功者らしい意見
・たしかに上司は今まで知らなかったことを覚えて、誰よりもできるようになる人

・自分は今の職場で得意なことが何一つない
・職場では苦手な人が多いので、苦手な人でもコミュニケーションが取れるように努力している
・苦手な仕事も多いので、失敗から学んで確実にこなせるようにしたり、他の人も同じ轍を踏まないように共有したりと努力している
・そんなことを続けて3年くらい経ち、ふと思った
・「思ってたんと違う……」

・苦手なことでも努力し続けたら、いつか得意になったり好きになったり、好きなことができるようになると思っていた
・そんなことはなく、苦手意識はいつまでもあるし、できるようになったところで苦手な人や苦手な仕事がいつまでも回ってくるだけ
・それに「何も怖くなくなる」の領域は程遠い
・満足感が得られないのは、自分の好き嫌いが激しい性格が起因しているのだと推察

・こういうのは適度に「好きなこと」や「得意なこと」を取り入れていくものなのだなと実感
・今の仕事は何一つとして好きなことや得意なことがないので、シンプルにそれ以外の時間で作るしかない

・思えば家でも「苦手なこと」に取り組む比率が多かった
・家事の類が苦手だけど「毎週末水回りの掃除を必ずする」を決めて掃除している
・体調や予定によって100%でないときもある
・それでも最低限「ここだけは」と思える部分は必ずやっている

・こうやって公私ともに「苦手なこと」に追われてしまい「本当はやりたくないけどやらないといけない」という感情が大きくなった
・対策として、おろそかにしていた「好きなこと」や「得意なこと」を思い出して楽しめる時間を作る

・苦手なことばかりやり続けると、結果としての成功や失敗に関わらず気持ちが鬱々としてくる
・できるようになったとしても、自分の性格なのか「できるようになって嬉しい」という気持ちにはならない
・でも苦手なことができるなら、好きなことに対する行動力は半端じゃなくなると思う
・最終的に上司の言う「何も怖くなくなる」のかもしれない
・継続するなら、好きなことに取り組む割合を増やす

・これから先も「AかBか」悩む場面がでたらきっと苦手な方をとってしまうだろう
・まだ「何も怖くなくなる」の領域には達していない
・そのときは「好きなこと」の配分を忘れないようにする

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