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アバターをVRChatにアップロードした際のボーンの位置や挙動について

Blenderでボーンを組む際に個人的に悩んだ事を
テスト用アバターで試してみたので、結果をシェアします。

3Dモデルを作る際はTポーズで作りますが、
実際にVRCにアップロードして使う際に
・ボーンがどんな配置・挙動になるのか
・ボーンにかけた回転(ロール)がどのように作用するか
・ボーンを曲がった状態で組んだら、真っ直ぐに矯正されるのか

を試してみました。

テスト1

こちらがテストに使ったアバターです。

・腕や足のボーン・メッシュは、全てそれぞれの軸に真っ直ぐに配置
・左肩〜腕ボーンにのみ45°のロール
 その他はロール0°

画像では見えないですが、角度が分かりやすいように
腕の上面に赤、背面に緑、下面に黄色を着色してます。



そして、実際にアップロードした姿がこちら↓

こちらは腕を自然に下ろした状態です。

・Tポーズ時より、肩が少し下がる
・ボーンにかかっているロールは作用していない

という事がわかりました。

他のポーズも試してみます。

Y字


真上にバンザイ
腕を内向きに捻る
外向きに捻る

こう見ると、外向きに捻るポーズはほとんど下面が上面みたいになってますね。前に向かって腕を伸ばすポーズはよくありますが、ウェイトやメッシュの作りに気をつけないと
破綻してしまいそうです。。


テスト2

私がモデリング時にもう一つ気になっていたのが、
ボーンを曲がった状態で組んだ場合、真っ直ぐに矯正されるのかどうか。

色々曲がっているモデル


アップロード結果↓

ボーンの配置が矯正されることはなく、それがデフォルトの状態として認識されるみたいです。

テスト1同様、肩はTポーズ時よりも少し下がってます。
内股のモデルなども、無理に真っ直ぐにせずそのまま足に合わせてボーン組んで良さそうです。


今回の記事は以上です。
これで少し、アバターを動かす際のイメージがしやすくなるかなと思います。

これからも少しずつ色々試していくつもりなので、また皆さんにシェアできればと思います(^^)

少しでも参考になれば幸いです。
閲覧ありがとうございました!


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