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「ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ちーーパレスチナ問題軽視の背景(藤原辰史)」を読んで


石井ゆかりさんが投稿されていて読んだ。

ドイツの「ホロコーストを繰り返さない」という強い態度を、だから信頼に値すると読んでいたところがあったのだけど、その信念にしがみつくばかりに(「記憶文化」と記事には書いてある)、「ユダヤ人虐殺」の隠されたところの問題と向き合えていないのだと気付かされた。

隠された問題の、たとえばその一つの、「虐殺されたのはユダヤ人だけではないこと」は、これから読もうとしていた『アントンが飛ばした鳩』という本で私は初めて踏み込もうとしていた事実だった。こうして、本を読んで、あるいは体験をして、感じて、つぎに繋いでいくことが私には圧倒的に足りていないと思った。

こんなことを発表するのは恥ずかしい限りだけど、私は歴史を学ばなければならないというか、体系的に学んでいこうと思った。もう35歳かよと愕然としながら。

記事内からの引用で
「「無関心」ではなく「低関心(もう知っているという態度)」」
ではいたくないと思う。


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