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「甘やかしたい」という願い

プロフィールを「甘えることを知らなかった私」にした。

今日もクリニックへ行った。昨夜目が覚めて、「甘やかさないといけないのにどうやって甘やかすのかわからなくて苦しすぎる」ともがいたから。仕事は怖く行けなかった。

最近はおやつをとめどなく買う。自炊もしなくなった。お風呂は昨日と今日は入った。寝るのも遅くなった。そういうことを、「甘やかす」というよりも「もうどうでもいい」ぐらいの感覚でやってしまうようになって、それは「甘やかせてないから意味ないんじゃないか」と思う。というか、「甘やかす」意識でやらなければと思う。

すると先生は、

ほんとはさ、おやつだってみんな、どれがいい?って言って、好きなのを選んでいいよって、誰かがやってあげることだったんだよ。もう自分で買える大人になっちゃったけどさ。

と言った。

だれかがやってくれるなら、、好きなのを選んでいいよって優しく言ってくれるなら、、

それはうれしいな。そしたらモンブランを、買っていたかもな。泣いた。だれも、やってくれなかったからかな。今、やっていいって言ってもらったからかな。

帰りは、最近お肉をほとんど食べていなかったのを思い出して繁華街へ行った。

いいツリーだ。
〈餃子の王将〉で。
烏龍茶シロップに浸かる団子。
このシロップがむちゃくちゃ美味しくて思わず撮った。
中はゴマびっしり。口の中で美味しかった。


それと、これ。

ねこ。

ねこを、買った。重量感たっぷりのねこ。

先生が「あったかくてふわふわしてて、夜に心を守ってくれるものはないかね」と言っていて、うちには10年くらいオランウータンのぬいぐるみがいるけど、新しい相棒がほしくなった。オランウータンは、「心を守ってくれる」にはちょっと、頼りなかった(昨夜そう思っちゃった。ごめんね)。

これまで、何年もずっと、本を買っては売ってしてきたけど、「もう卒業しなきゃ」と買うことすらしなくなったのが少女漫画だったり、可愛いもの。

自分のそばに置いておくものを買うっていうのは、実は勇気がいるなと思った。今は、甘いパンやおやつばかりにお金を使っている。それは、形が残らないから簡単なのかもしれない。

そんな中、このねこさんは、重みがすごくて、抱いた瞬間ほしい!となった。安いものではなかったけど、相棒としては最高だ。ようこそ^^


夜、先生に打診された休職のねがいを、会社の担当さんにメールした。

産業医とすぐに繋ぐよと返事が来て、来たのに私はたじろいだ。

本当にこれでいいのかが、わからなかった。
だってまた来週から、出勤できる可能性が残ってるような、元気な自分に切り替えられる余地があるんじゃないかと思えたから。

脳内で、産業医の人と面談する自分が「うまく」答えられるかどうかの映像が浮かんだ。

“あなたは休む必要ありません”
“まだ頑張れますよね?”
そう言われたらどうしよう。嘘つきと言われたらどうしよう。そんな心配だった。


、、、今もまだ、返信ができていない。

ただなんとなく思うのは、「もっと自分を甘やかしていいんだよ」と言う先生の言葉は真実だということ。ありのまま感じていることを話して、呆れるように悲しむように「なむさんは、甘やかされる時間が短かすぎたんよ」と言った先生の言葉が、ほんとうだ、と今の私に突き刺さったのが事実。

だからたぶん、「甘やかしていい」方に実感が湧かないんだと思う。

心配が浮かぶ自分に、「もっと甘えていいよ」と言ってみたい。


おやすみなさい。

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