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2022年のお誕ジョー日絵と、その日の諸々

今年も力一さんのお誕生日に油絵を描いた。
思えば、もう二度と描かないと思ってた油絵を描いたのは2021年の力一さんの誕生日。
油絵リスタートから一年経ったのね。
1年前に比べたら、油絵1枚描くことのハードルが随分下がった気がする。

ハードルが下がったとはいえ、お誕生日絵はやはり特別なものにしたいと思って、今年はかなり前から構想を練り始めた。
どんな絵を描こうかとしばらく考えてた時、ある日急に出てきたのが「今の力一さんを構成している、力一さんが好きなものたち」というワード。
そこから、【力一さんの体の中には、今の力一さんを作り上げている”好きな物”がたくさん詰まってて、それが体の外にも溢れてて、そのいくつかを我々は見せてもらってる】というイメージができてきて、今回の絵になった。

油絵と言うのは、実物そのままを写真に写すのが難しいもので、撮った写真の色味でかなり迷ったなぁ。
なにが正解か分からなくなった。
下が、色味の差分。

このコンセプトで行こうと決めてから、じゃあ何が描き入れられるだろうと考えたとき「これは絵に描けないだろ」と思っていくつかボツにしたんだけど、いざ描いてみると、案外色んな要素を入れることが出来た。
(Twitterでご意見を寄せていただいた方、アイディアをくださった方、ありがとうございました。大変助かりました。)
描きながら思いついた要素も沢山あった。
漫画のキャラとザコシさんと古畑モチーフは、完全に予定外に描きこんで「へぇー、なんとか収まるもんだねぇ」と思ったもの。

画像を作ったあとから思い出したけど、ザコシさんの上に電気グルーヴの要素も入ってる。


油絵で納豆巻きを描いたことある人って、世界にどれくらい居るんだろう
デ・キリコを生まれて初めて模写した
推しの鎖骨に寿司を3貫置く日が来るとは思わなかった
あのシーンの黒沢、どう考えてもデカいだろ
これでザコシとわかるザコシさんが凄いね

力一さんに捧げる絵じゃなかったら多分一生描く事がなかったものを沢山描いた。
なんとなくで描いたのにめちゃくちゃ亀が描けたことに笑ってしまったし、思ったよりも北海道で苦労したし、そもそも北海道の配置と大きさが謎すぎる。

仕事の合間に少しずつ描いて、仕上げまで10日くらいかかったかなぁ。
お誕生日当日より数日前に完成したから、早く見せたくてソワソワした。
個人的に描いた絵ですらこんなにソワソワするのに、表に出て活動してる方たちは大きなお仕事の告知を黙っていられて凄いね!て思った。


お誕生日の前日、写真を撮るために生まれて初めて「寿司ケーキ」を作って、日本酒も買って、少し早めにお祝いした。

お誕生日の当日は、にじフェスという大きなイベントと重なっていたのもあり、急遽仕事を休みにして、配信とTwitterを眺めながら過ごした。
そしたらなんかテンション上がっちゃって「ケーキ…やっぱりお誕生日はケーキだよな…」とか思いはじめてケーキ買ってきて食べたりもした。

なんか、「推しの誕生日ってすごいな。凄く楽しませてもらってるな」と思った。
一年の中に特別な日が増えるの凄いね。
自分の誕生日より派手に祝えるもんね。

普通に生活してたらやらないような事をして、忘れてたことを思い出せて、食べられないものを食べて、お祝いできなかった日をお祝いできるのね。

なんでもない日だったのが、特別な日になる。

なんでもない日、おめでとう。

アリスの帽子屋さん

来年も再来年もずっと先までお祝いし続けたいね。

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