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裏社長室(第15回配信)を見て、考えたこと、感じたこと。

隔週水曜20時配信、緒乃ワサビさんの「裏社長室」(第15回)の感想等です。

4~5日ほど、少し北の方へ出張に出ていました。本来ならば出張先で、美味しい魚でも食べながら配信を楽しめたはずなのですが、急な帰京となりました。

帰りしな、ファーストキッチンでしゃかしゃかポテトを頼んだら、紙袋にペルソナ3のキャラクターがプリントされていました。

今年出るラプラシアン最新作も、「まだまだブレイクしていない」白昼夢の青写真も、そこまで突き抜けてくれたら嬉しいな、と。

アニメを作りましょう、そしてアニメがヒットしたら、映画版は朗読劇の内容でいきましょう、なんてことを考えてる人も、少なからずいるのでは、と思います。結構、ブレイクまでの青写真、描けますよね。いや、楽しみ。

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冒頭、小説の執筆に際し相当苦労されたという話をお聞きしたとき、いや、やっぱりそうだったんだろうな、と、言い方は不適切ですが、ちょっと嬉しいな、と感じました。

自分で小説を書いていても、「結構、イイ線いってね?」と時々は満足することもなくはないのですが、ぶっちゃけ、これでは面白くないだろうな、と強く感じますからね。本当、没だらけ。

むろん、私が面白いなぁと感銘を受けるのは、5年10年20年、人によってはそれ以上(時々は1作目から既に、という人も少なからずいますが。)、その道でやってる人が、おそらく都度、七転八倒しながら、しかもプロの編集や校閲を経て世に出る作品です。

そんなものを自分が書いているものと比べるのも、それはちょっと違うだろうな、と。

しかしながら、空手であれ筋力であれ、私の他の趣味にしたって、世界のトップからは遠く及ばないことは明らかであっても、それでもそれに関して何とも思わないのは何故だろう。

強くなりたいのは当たり前で、それなりに強いのも当たり前で、だからこそ自分には至れぬ境地があることを本当の意味で理解しているからだろうか。

まぁこの年で、自分が凡人であることを理解するために新しい道を歩き出す、というのも何だかなぁ、なので、「楽しんで書く」、「楽しいから書く」ということを忘れずにいたいですね。
あとは、怒りをぶつける場でもないということも。

なんか最近、尖るんですよね。最近も、たばこに関する話題で据えかねるところがあって、それをテーマに書いたら筆は走ったんですけど。走るからいかんのだな、と思いましたが。

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アレルギーの話があり、花粉症の話がありましたが、私もそのむかし、子供の頃、花粉症に苦しむ同級生への嫌がらせに、「喰らえ、ナ●スの毒ガス攻撃!!」などと不謹慎極まりないことを言いながら、杉の木の葉の部分に棒を突っ込んで、ひっかき回したりしていたことがありました。そうしたら、次の日には自分も花粉症を発症するというね。

そばアレルギーの人などは、誤ってそばを口にしようものなら、下手をすれば命に関わるので、今は、アレルギー系のおふざけは絶対に禁忌ですが、私が若い頃は、まだそういう時代ではありませんでした。「給食を残すとは何事か!」と叱られ、身体にぶつぶつ出しながらタマゴを食べさせられてた子とか、普通にいました。

いま、「不適切にもほどがある!」という、1986年をフィーチャーしたドラマが放送されていますね。観てはいないのですが、ガチで1986年を再現していたら、およそ電波に乗せられないというか、どんなエクスキューズを差し込んでも、大きな問題になりそうな気もします。他方、そういった話を耳にしないということは、適切な範囲内に不適切さを抑えているのでしょう。そういうバランス感覚は、絶対大事ですよね。

当時には当時の価値基準があった(そして、その価値基準の浸透速度には顕著な地域差、世代差が今もなお在る。)。それは、忘れてはいけないことです。著名人の過去の所業を晒し上げることが、ちょっとしたブームになってもいますが、「言うてアナタたちも、子供の頃とか若い頃は、レイザーラモン・ハードゲイのギャグで大笑いしてたんでしょ?」とか思ってます。

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どこかの回で、緒乃さんが「メーカー認知向上のため…向上、してるのかな?」とおっしゃっていたことを覚えています。
なので、15回目ということもあり、「これからの裏社長室への展望とか、貴殿における本配信の立ち位置みたいなのを教えてくれたまへ。」という質問を送ってみました。

実は昨日は、結構遅い時間におたよりを送ったんです。行政機関への国会からの質問通告書ばりに、今、送ってくる?的な。でも多分迷惑でしょうから、今後はせめて1日前ルールを徹底しよう、と誓いを立てる反面、配信中に、正規のおたよりフォームへ送ったらどうなるのだろう?的な好奇心もむくむくと。

それはともかく、確かに親近感というのは、なんらかサービスを選択する上で、大きなファクタであることは間違いないでしょう。
エンタメなら特に、売れる理由は「単純に面白い」か、「作家自体に人気がある」で、9割くらいを占めてるんじゃないかと思います。適当ですけど。

親近感に関しては、「生存戦略コラム」の「毎日」更新がすごく大きいのでは、と思います。バツイチ子無し独身の私には、毎日顔を合わせる家族はいませんし、Twitterも1日触らない日だってザラにあるし、仕事だって、同僚と顔を合わすのはせいぜい週1、2回なので、なにげに、私が毎日の動向を把握できてる人っていうのは、実は緒乃さんくらいなのでは、という気すらします。

そうなると、友達、というのも変ですが、なんか友達的というか、酔ってるときに遭遇することなんかあった日には一言目くらいで「いやー!お尻でおもちゃ挟んじゃダメでしょう!」とか言ってしまいそうで本当怖い。緒乃さんは私の顔を知らないでしょうから、その光景はさぞシュールでしょう。110通報とかされるんかな。

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配信の最後の方で、「狙って面白い作品を続けていける人って、まっとうな、普通の人の感覚がわかる人のはずだと思うんですけどね」(大意)という言葉がありましたが、まあ一部の人々の現状を斟酌すると、重い言葉だな、と思うわけです。

ちょっとセンシティブなところですが、何れにせよ、才能があれば何をしても良い、納税額が大きいほど人として偉い、なんてことは、日本国憲法のどこにも書いていないのであります。

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最後にひとつ。
16:00くらいでの「どんな人たちが作っているのか、気になりますもんね〜。」からの終盤、「会ってみたい人、思いつかないなァ。」への展開は、ひとりでちょっと笑っていました。

ただ、「知りたい」と「会ってみたい」は、確かに違うんですよね。
私にも好きな作家、俳優その他著名人はいますけど、なんならどっちかと言えば、会いたくないくらいかもしれない。

偶像であり続けて欲しいというか、「えっ、そんなこと言っちゃうんですか。聞きたくなかったなー。」みたいなのも実際にあって、とはいえ相手も同じ人間ですから、そこまで違うところって、やっぱりないんですよね。

というわけで、次回の配信も、楽しみにしています。

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