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ハンガリー訪問記①ブルノからブダペストへ

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2023年8月6日〜16日まで、在住地のチェコからハンガリーに旅行に行ってきました。忘備録として、また旅行される方の情報源となるように記事を残していきます。



夏という言葉すら恋しく感じられた2023年の年末。
日の短い毎日に鬱々としていた頃に、Szigetというブダペストで開催される大型の音楽フェスにビリー・アイリッシュが出る!ということを知り、気分は急上昇、その勢いのままにチケットを、しかもなぜかその時に発売していた6日間の全日程のチケットを購入しました。(一応買う前に夫に相談したのですが、夫は音楽が好きなのでそりゃあフェスに行きたいに決まっているので賛成してくれた)後で冷静になって、このお金を出版費用に充てればよかったのでは…と何度も後悔したのですが、あとのまつり。フェスを楽しむことにします…。なので、投げ銭サポートお願いします!

ブダペストにはハンガリー人の友人が住んでおり、彼女と会いに行くことも兼ねてちょっと長めの10日間の旅程を組むことにしました。

ブルノからブダペストまでの移動手段

私が住んでいるブルノからブダペストは電車でちょうど4時間の距離です。
移動手段としては、Flixbus(私が検索した時で一人あたり3500円前後)やStudent agencyのバス(5000円前後)とも価格を比較したのですが、チェコ鉄道(České dŕahy 以下ČD)(3000円前後)の方が安かったので、電車で行くことにしました。
電車やバスのチケットの値段は、行き先、時間、購入のタイミングによってかなり変わります。(後で買うと安くなるということはないと思います)ご購入の際は複数手段で比較してみることをお勧めします。Flixbus、Student agency、ČDの3つは英語で経路の検索・チケット購入ができます。

チェコ鉄道のアプリで切符を予約

私は、ČDのMůj vlakというアプリを使ってチケットを予約しました。

このアプリの使い方は、下記の記事にまとめましたので、チェコ旅行をされる方はぜひお読みください〜。

電車のWiFiは使えないことも

大体の電車は、電源・WiFiありと表示してあるのですが、行きのブルノからブダペストの電車は、ハンガリー国鉄(MÁV)の車両で、WiFiが使えるという表示もあったのですが、故障なのかネットに繋がらず使えませんでした😭 帰りの電車はČDの車両で、チェコに入った瞬間(スロヴァキアとの国境を越えた瞬間)にWiFiが使えるようになりました。
旅情を楽しむべく、本を持って行ったので、読書の時間にしました。

私の人生ベストとも言えるくらいおすすめの、ロシア文学者の奈倉有里のエッセイです。奈倉さんはロシアのゴーリキー文学大学を日本人として初めて卒業した方で、この本ではロシアでの学生生活について書かれています。文学や言語を学ぶことの純然たる喜びが手にとるように伝わってきて、大いに共感もしつつ、こんな風に語学に夢中になれたことってあったかなと負けたような気持ちにもなりつつ、自分の留学生活を重ねて読みました。短いエッセイが30本という構成も旅で読むのにお勧めです。

食堂車の楽しみ

長距離鉄道といえば食堂車!ブルノーブダペスト間の電車にもついていました。様子を見にいくと、ビールを飲んだり、スープや揚げ物を食べている団体のお客さんで賑わっていました。(写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました)
帰りの電車では、私も食堂車を利用したので、そのことも別の記事に書きたいと思います。

つづく!


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