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Xデザイン学校ベーシック#2 エスノグラフィと行動観察

マンガ好きのUXデザイン勉強中のへいちょー(toda)と申します。

Xデザイン学校ベーシックコースに通っています。(昨年度のビギナーコースに続き!)
講義で、自分の心に残った点を振り返るnoteです。
学んだことを、自分の好きなことにこじつけて考えていければと思います。

パーパスの確立

パーパス(他者評価)は、ユーザーとの関係の中で育てていくもの、と理解した。

Amazonは、配送の速度が評価されてきたところで、もっとスピードを追及しドデカい倉庫に投資して、さらに配送の速度が認められるようになっていった。

Xデザイン学校も、受講者のアンケートから、参加者が感じている価値に気づき、講義の方向性に反映していったそう。

昨年度ビギナーコースで、新規事業提案のワークをしたとき、どういうパーパスを打ち出せるか、と考えるのに悩んだ。

しかし、当たり前だが事業はリリースしたあとも拡大・修正していく必要がある。(そちらが本番)

昨年度は、出したあとのことまで考えられていなかったことに気づいた。

そして必然、リリース後にユーザー側の声を取り入れる仕組みが重要なんだよな、とあらためて思った。

なんでもありの調査

エスノグラフィ・行動観察を駆使して、被験者の情報をあつめよう、という話。

(そういえば、調査のために暴走族に入った人の話をTVでやっていたらしい。放映後にネットでみかけて、見逃したことを後悔した。)

潜入してみたり、背後をついていったり、さまざまな調査の方法の紹介をみて、バーリトゥード(なんでもあり)という言葉がよぎった。

いま自分が業務で行う定性調査は、回顧型のインタビューがほとんどだ。

とはいえ、自分の性格的に、ガンガン飛び込んで話をきく、なんてのは難しい、と思う…。

分析は好きだけど、あらゆる手段で情報を取りに行く、というところはハードルの高さを感じる。

USJを立て直した人が、ユーザーの気持ちを知るために、モンスターハンターを何百時間もプレイしたり、狩猟免許をとった、というのを思い出した。

「家、ついて行ってイイですか?」「月曜から夜ふかし」とか、TV番組ではよく道行く人に声をかけた取材をしているが、TV番組スタッフは、そういう素質があるというか、近い部分があるのかなー、と思った。

自分に取り入れられそうなやり方として、SNSでユーザーの生活をのぞく、というのはいいかもしれない。

いまは、ネット上で気軽に入れるコミュニティがたくさんある。こういうのは、手軽に準メンバーになるには便利だろうなー、と思う。

メタバースのことを考えたい人は、今だったら「VRチャット」に入り浸るのがいいんだろうな。

データを活かす

事業をつくるうえで、データの要素が欠かせなくなってきている。

プラットフォームビジネスの紹介のワークで、懲りずにマンガの話をした。「ジャンプルーキー!」という投稿型のサイトの話。

データとして、閲覧数などがとれるようになっており、閲覧数に応じて、「ジャンプ+」への掲載・連載の権利も獲得できるようだ。

WEBでマンガが読めるようになって久しいが、紙の雑誌では無理だった、閲覧数とか読了率のデータが取得できる、ということは画期的なことだったんだな、とあらためて思った。

講義で浅野先生から、「量が質を生むクリエイティブな分野なら応用できそうだ。たとえば、吉本興業が漫才のプラットフォームを運営する、とかもありかも」と言われた。

なるほど!なんかあるかなー、と思ったら、音楽の分野でUSENがそれに近いことをやっていそうだった。

事業の拡張性

時代の波にあわせて、拡張性のある事業はいい事業である。

リクルートライフスタイルは、「Airレジ」で蓄積したデータをもとに、与信ビジネスにも拡張しているそうだ。

ネットでお店が作れる「BASE」でも、単にECサイト作成ツールだけでなく、IDがつくれる仕組みや、資金調達の仕組みも提供しているらしい。

あと、今回はじめて知ったのが、BASEのビジョンは、「ペイメントを、世界中の人へ解放する。」らしい。

そのビジョンに従い、前述のサービスも展開していることに驚くとともに、ユーザーに伝わっているのかな?とも思った。
(一般のユーザーに伝える必要はなくて、ディベロッパー側に伝わっていればよいのかな?)


終わり

終わりです。noteはなるべくその日中に書くようにしたいと思います。

懇親会慣れもしてきたような気がします笑 よろしくお願いします!

昨年度のビギナーコースのnoteはこちらです!

https://note.com/taro0077/m/mf5a9fe82fe28


途中で出た話

暴走族に入った人を特集した回のTV番組。

ジャンプルーキーの話。

USENの音楽募集プログラム。


うれしいです!