中学生のための読書の仕方〜罪と罰を読む〜

久々に罪と罰を読んでいる。中学生の時、下巻の中盤で挫折した以来だ。

数年の時を経て感じたのは、

「そりゃあの頃の読み方じゃ読めるわけねえな」


で、何がいけなかったかを書く。

・言葉の意味を調べていない
・登場人物を抑えていない

主にこの二つだ。至極当たり前のことなんけど、当時の僕はそれが出来てなかった。

逆に、これさえやれば極端な話どんな本でも読めると思う。もちろん難しい本ほど言葉の意味を調べる「量」が多くなるけど。地道にやればね。


僕はこんな風にメモしてる。特に罪と罰なんかはまず登場人物が多い。しかもロシア人の名前なんて馴れてないししかも愛称?なのか呼び方変わるからちゃんとまとめといた方がいい。

ラスコーリニコフ(ロージャ)
5階建ての屋根裏に。その一階下におかみ(プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ)がいる。
女中、食事付き。
おかみに借りがたくさんあり申し訳ない。
引きこもりで人と会うのが怖い。
イケメン、高身長。栗色の髪。
歌舞伎町みたいなとこ住んでる。ペテルブルク

ドゥーニャ
ラスコーリニコフの妹

ナスターシャ
ラスコーリニコフの女中。

スヴィドリガイロフ

マルファ・ペトローヴナ
スヴィドリガイロフの妻

アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン
ロージャの母の恩給を担保に金を貸してる。ロージャの父と友達だった。

アリョーナ・イワーノヴナ
高利貸しのばあさん。

マルメラードフ(セミョール・ザハールイチ)
九等官...非役(名義)参事官。一代貴族かな?
50くらい。少しはげてる。
妻、カテリーナイワーノヴナがレベジャートニコフにぶちのめされた。
貧乏はまだいいが、どん底の貧乏は罪悪。
お金で困ってるらしい。娘が売春で暮らしてる。娘がソーニャ。
最初、定員改正のため解雇され酒を飲み始める。また仕事を見つけるとやらかしクビ。
アルコール依存症。

ダーリヤ・フランツォヴナ
ソーニャにおかみを通じて売春を勧めた女。何度も警察の厄介になってる。

アマリヤ・フョードロヴナ(リッペヴェフ)
ソーニャに売春を直接勧めた。マルメラードフに部屋を貸してる。

ソーニャ
仕立て屋のカペルナウモフの家に住んでる。

イワン・アファナーシエヴィチ
マルメラードフに一度チャンスを挙げた。官吏の人。

ヒポコンデリー.... ちょっとした身体の異常を、自分で勝手に判断して気に病む精神病的症状。心気症。

黄色い鑑札.... 正式な名称を「医療券」といい、登録済みの 娼婦たちに発行されるもので、彼女たちの商売を証明し、利害関係のある 客たちにとっては、彼女たちの健康を保証するものであった

寡婦... 夫と死別又は離別し、再婚していない女性

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