『老猿/藤田宜永』/分類913/読み終えた。
還暦ひとりぼっち男の物語。軽井沢の別荘暮らしの冬、興味から隣人へ関わっていく。「超越的なものが人生を狂わすことはよくあることだ」退屈な日常は他者が壊してくれる。平々凡々でも葛藤があるから生きられる。世捨て人にはなかなかなれないよ、と。

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