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10分でわかる海外ニュース 2024年4月4日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュース、オーストラリアの経済、不動産情報を翻訳&まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

社会を良くしたいなんて崇高な理念ではなかった。
ただ、満員電車の通勤が苦手で、9時ー5時の仕事が嫌で、会社勤めを辞めて独立した。

独立から5年。
9時ー5時どころか、今では24時間365日仕事になっている。
こんなはずではなかった。
なんて思わない。
むしろそれが楽しいし、充実している。

子どもたちが寝ている隙に起きて、学校に行っている間に会議やクライアントワークをこなして、寝静まってから講座をやって、仕事が楽しいと思える。
そんな今を作ったのは確実にあの時、満員電車を嫌って、9時−5時の仕事を嫌がって、周りに「自堕落だ」「そんなんじゃダメだ」と言われた二十歳そこそこの自分があったからだ。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする、転職や留学、移住、起業など自己実現の成功率が8割上がる「考えるチカラが育つ会話術」はコチラ https://lin.ee/fpVjqiz

【金融ニュース】

堅調な経済指標とコモディティ価格の上昇により、金利は長期的に上昇するとの見方が強まったため、世界株式は後退し、国債利回りは4ヵ月ぶりの高値付近を維持した。

こうした懸念から、世界株式は前四半期の大幅な上昇を維持することができなかった。ストックス600種株価指数は0.1%下落し、先物は米国オープンでさらなる下落を示唆した。10年債利回りは3ベーシスポイント上昇し4.38%前後となり、先週の終値から20ベーシスポイント近く上昇した。

インフレ懸念に加え、台湾では過去25年間で最も強い地震が発生し、世界最大の半導体メーカーである台湾積体電路製造股份有限公司が工場区域から避難したため、チップ生産に不安が広がった。同社の株価は1.5%下落し、アジア各証券取引所も値を下げた。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■ユーロ圏のインフレ率、6月の引き下げを焦点に2%に近づく

・ユーロ圏のインフレ率は予想以上に鈍化し、欧州中央銀行による6月の利下げ観測が強まった。

先月の消費者物価上昇率は年率2.4%で、2月の2.6%から低下した。アナリストは2.5%の上昇を予測していた。食品やエネルギーなど変動しやすい品目を除いた指標も2.9%と予想以上に緩和した。

■トロントの住宅価格、7月以来2カ月ぶりに上昇

・トロントの住宅価格は、住宅ローン金利の上昇に対応した買い手間の競争が激化し、2ヶ月連続で上昇した。

トロント地方不動産委員会が水曜日に発表した報告書によると、3月のトロントの住宅基準価格は前月比0.2%上昇し、109万カナダドル(約80万4000円)となった。これは7月以来2ヶ月目の上昇である。

取引件数は2月より若干減少し、新規物件数は3%減少した(季節調整済みデータ)。前年同月比では、新規物件は15%増加した。

■メルボルンの住宅価格が上昇、地方価格は下落

・3月のメルボルンの住宅価格上昇と地方の住宅価格下落により、ビクトリア州の住宅購入価格は大都市よりも地方の方が手頃になっている。

また、2つのスピードで進む不動産市場により、州都の一般的な住宅価格が印紙税を支払う必要のない60万ドルの上限を超えたため、一戸建て購入者が地方の町や都市に目を向けている兆しもある。

プロップトラック社の最新の住宅価格指数によると、同市の住宅価格の中央値は過去1年間で約18,000ドル(3%)上昇し、612,000ドルとなった。

【最後に】

オーストラリアにお住まいのフォロワーさんから今の10代20代が一軒家を購入できる可能性が10%以下だとの情報をもらって驚愕している。
そして自動的に今持っている物件たちはガチホ確定だ。
手放したら2度と買えないレベルにまで来ている。

それに何より人気の学校、デイケアまで徒歩2分、最寄りのショッピングセンターは車で5分圏内。サーファーズパラダイスの海まで10分。ハイウェイまで15分。
他にもたくさん素敵な場所もあるだろう。
住めば都とは知りつつもここの住み心地と便利さの虜になってしまって動けない。

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