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10分でわかる海外ニュース 2024年3月20日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしのコラムと10分でわかる海外のニュース、オーストラリアの経済、不動産情報を翻訳&まとめ。
ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

自己啓発、お金の話、人生論、さまざまな本を読んだり人の話を聞いたりしてきた。
中でも銀行員時代、オーストラリアに投資をしたいという資産家、事業家の方達からの活きた話は何よりもおもしろかった。
そして、たくさんのことに時間、労働、お金を投資してきた。

この「学んだ」と「やった」に大きな隔たりがあることに気がついたのはごく最近のこと。
結局、「やる」時に大切なのは自分ごとにできているかどうか。
自分の言葉にできているか。
人から聞いた話を人から聞いたまま頭の中に仕舞い込んでいないだろうか。
聞いた話、体験したことをどう理解して、どう話すか、どう伝えるかまで考えることができて一歩目。

オーストラリアに来た。英語を学んだ。現地で働いた。なら年間何千何万といる。自分の糧にするためにはその経験を言語化すること。
まずはその日あったことを日記に書いてみよう。
それは何にも変え難い財産になるから。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする、転職や留学、移住、起業など自己実現の成功率が8割上がる「考えるチカラが育つ会話術」はコチラ https://lin.ee/fpVjqiz

【金融ニュース】

日本銀行(日銀)が世界最後のマイナス金利政策に終止符を打ち、金融緩和が続くと強調したことで、円は下落した。

日銀の17年ぶりの利上げは広く予想されていたが、上田和男総裁は記者会見で中立的な論調を示し、インフレ目標が達成されない可能性が残っていると述べた。日銀はイールドカーブ・コントロール・プログラムを廃止する一方で、長期国債の購入を継続することを約束した。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■日銀のゼロ以下の歴史に終わり

・そして誰もいなくなった。日本銀行は本当に政策金利をゼロ金利以上にすることを決めた。17年ぶりの利上げを受け、金融の王様がお金を払って借りてくれるという奇妙な世界は終わった。20年前のゼロ金利の到来は、不信と恐怖をもって迎えられた。日本はついに自らを解放したのだ。

それまでの-0.1%から金利を引き上げることに加え、日銀はイールドカーブ・コントロールを放棄する。イールドカーブ・コントロールとは、10年物日本国債の利回りが1%を超えないように介入することで、2016年初頭に採用された時は、息をのむほど大胆か、まったく絶望的かのどちらかだったと見られている。

■新たな危険な段階に入り、リストラに取り組む中国の建設業者たち

・中国の不動産債務危機は新たな段階に入り、緊張はますますデベロッパーと債権者との債務再編計画をめぐる法廷闘争へと移行し、かつては考えられなかった清算命令という結果も出ている。

不動産危機が始まって以来、香港で債権者から会社更生の申し立てを受けた中国の建設業者や関連企業は、これまでに少なくとも23社に上る。これまでに少なくとも5社が解散を命じられている。

■売り手心理の高まりが買い手にとって朗報である理由

・不動産を売りに出すのに良い時期だと考える住宅販売者が増え、全国で新規の住宅物件が殺到している。

realestate.com.auの2月の新規リスティング件数は前年同月比16.6%増、リスティング総件数は同7.2%増となった。

特に首都圏では、2012年以来の高水準となった。

これは、realestate.com.auが最近実施した「住宅消費者パルス調査」のデータで、オーストラリアの消費者の10人に1人が不動産の売却を考えていることが明らかになり、この傾向が浮き彫りになったためである。

売り手心理は過去12ヶ月で大幅に改善し、調査回答者の43%が今が売り時と考えており、昨年1月の34%から顕著に増加した。

【最後に】

週末に投資物件の契約更新に行ってきた。
テナントさんにここ最近の状況を聞いてみたところ、ワーキングホリデーが如実に減っていると教えてくれた。
仕事がない、住むところがないらしく、ゴールドコーストに滞在する人が少ないそう。
テナントさんは3ベッドの家にシェアメイト2人と住んでいる永住者。
以前は広告を出せば10人以上内覧の申し込みがあっという間に集まったけれど今はその勢いはない。
確かに都市部に比べると働き口が少ない分その競争は激しい。

ここの生活が気に入って、ここで生きていこうと思ったから仕事を探すのに必死で、バイトで食いつないでなんとか就職を決めた。
仕事がないから他の街に行こうって頭はなかったな。

今の仕事不足を他の都市を見るチャンスだって捉えられたらきっと視野が広がるだろうな。


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